何もダメージを追っていないし、試合をコントロールしたのは私(ザンボアンガ)
──今回の勝敗についてどのように感じていますか。
「なんと言ったらいいのか分かりません……。今は言葉が出てきません。ユナニマス判定で明らかに私の勝ちだと思いました」
──ハム・ソヒ選手との試合の中で何か驚くことはありましたか。
「いいえ、何も無かったです。彼女に驚かされたことは何も無かった。私は自分のストライキングで試合をコントロールできていました」
──判定結果に納得がいっていないようですが、ファンの中でも議論がありました。再戦についても考えはありますか。
「また戦えるなら、最初のラウンドからサブミッションを仕掛けて倒します」
──もしチャンスがあれば、ハム・ソヒ選手とのリマッチを受け入れますか。
「はい、間違いなくそうします」
──今回の試合は残念な結果に終わってしまいましたが、ザンボアンガ選手はまだ若く、この先も試合が待ち受けて、まだまだ成長して戦っていくチャンスはあると思います。
「分かりません。この試合は私が明らかに勝っていましたから、まだこの敗戦については受け入れられません。本当に判定結果に失望しています」
──チャトリCEOは先日、もしザンボアンガ選手がこのトーナメントで優勝しなかったとしても、どこかのタイミングでアンジェラ・リーと対戦するに値する選手だと話していました。彼女との対戦にふさわしいと思いますか。
「彼女との対戦は長い間待ち望んで来ました。ONEからはグランプリ前にも彼女と対戦するチャンスはあると言われました。今でも、その機会を待っています」
──この結果について再判定を求めますか。チャトリ氏とは話しましたか。
「ONEが対戦を見直してくれるなら、誰が勝者だったか明らかに分かるはずです。そうして欲しいです。私は全力を尽くして戦いました。彼女は試合で何もしていないです。私は何もダメージを追っていないし、試合をコントロールしたのは私です。彼女から頭突きさえも受けました。いまだに結果が信じられません」
──試合後、ハム・ソヒ選手と何か会話をしましたか。
「ホテルに戻った後に話しました。彼女には感謝していますし、リスペクトしています。判定については彼女の問題ではないですから」
──最終ラウンドでのバッティングのアクシデントはどれだけ影響がありましたか。
「バッティングの影響は特に関係ありませんでした。試合終盤で私が勝利に向かっていましたから」
──頭から流血した時にドクターからは試合続行について何か意見はありましたか。また流血の影響はありましたか。
「ドクターが止血してくれましたが、試合について聞かれたので、試合を続けると答えました。流血の影響はなかったです」
──次戦は誰と戦いたいですか。
「分からないです。でも、ONEがハム・ソヒかアンジェラ・リーとの試合を組んでくれるといいと思います」
──今回の結果は、間違いなくご自身が望んでいたものとは違い、多くの人が判定に疑問を抱いています。そのことは、何かの手助けになると思いますか。
「少し安心しますね。皆さんが思っていることと、私の思っていることが同じということですから」
──審判団のメンバーやチャトリ氏から、この試合について話がありましたか。
「まだ、誰とも話していませんが、ハム・ソヒとの対戦やこの判定について話してくれることを望みます。私は彼女をフィニッシュすべきでした。そうすればこんな結果にはなりませんでした」
──この試合で学んだことは何でしょうか。
「私は彼女をフィニッシュするべきでした。ジャッジに判定を委ねるべきではありませんでした」
──(フィリピンの記者から)母国、フィリピンでは多くの方があなたの勝利を確信していました。前を向いて、今後の数日はどのように過ごしますか。特に試合後の隔離期間中の過ごし方についてお聞かせください。
「隔離期間中はドーナッツをたくさん食べます」