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【RIZIN】ぱんちゃん璃奈、ワクチン副反応の不安を振り切り「試合に集中していく」打ち合いも辞さず「しっかりダウンかKOをとっていきたい」

2021/09/01 14:09
【RIZIN】ぱんちゃん璃奈、ワクチン副反応の不安を振り切り「試合に集中していく」打ち合いも辞さず「しっかりダウンかKOをとっていきたい」

明るい笑顔を浮かべながら質問に答えるぱんちゃん。ワクチン副反応の不安を振り切って大一番に臨む(C)RIZIN FF

 2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.30』にて、RIZIN初の女子キックボクシングの試合として46.5kg契約3分3Rで元ミネルヴァ・アトム級王者で現RISE QUEENアトム級3位・百花(魁塾)と対戦する、KNOCK OUT-BLACK女子アトム級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が1日(水)都内所属ジムにて公開練習を行った。


 ぱんちゃんは2分間のミット打ちで、力強い右ストレート、スピードのある左右ミドル&ローキックで快音を響かせた。

 8月22日に2度目のワクチン接種を受けた夜中、熱や筋肉痛、アナフィラキシー(薬や食物が身体に入ってから、短時間で起きることのあるアレルギー反応)による麻痺、顔面の腫れ、湿疹で救急車にて病院へ搬送されたことを明かしたぱんちゃん。


「たくさんの方にご心配をおかけしましたが、練習ができる状況にはなっています。先週は練習ができなかったんですが、これから最後の追い込みで取り戻したいと思います」と体調面は問題ないとし、「先週はあまり集中できず、そっちのことで不安に思っていたこともありましたが、試合まで3週間切っているので試合に集中していきます」と精神面でも影響はあったが「頑張って切り替えています」とした。

 対戦する百花については「デビューしてすぐは同じ階級でしたし、ベルトも持っていたので視野に入れていましたが、団体が違うので戦うことはないと思っていました」と対戦することはないと思っていたという。


「私は基本的に対戦相手がパンチャーばかりなので、百花選手が今まで戦ってきた相手よりはパンチが当てにくいと思います」とディフェンスに自信を見せ、「相手がパンチャーなので、いつもそういう場合は蹴りでしか対応できなかったんですが、今回は打ち合うシーンも作りたい」とボクシング特訓によるパンチにも相当な自信があるようだ。

 今までで一番大きな試合会場になることについては「当日は緊張すると思うんですけれど、応援してくれる人は楽しんでいる私が見たいと思うので、楽しんで戦おうと思います」とし、「凄い衣装をデザイナーさんが考えてくださっているので、楽しみにしていてください。髪型も含めてルックス的にも気合いが入っています。あと、いつも入場の時に手を振って入っているので、私に手を振ってくれたら手を振って返します」と、せっかくの大舞台を楽しみたいとした。


 逆に女子のキックボクシングに否定的なファンに対しては、「否定的な人も見てはくれるので、気になって見てくれればいいです。私は自分のやっていることを一生懸命にやっているので」と気にしないと言い、「私の考えですが、女子選手の方が気持ちが前面に出るのかなと思う。男子はパワーとかスピードが凄いと思いますが、女子は一発では倒せないけれど負けられない気持ちが見られると思っているので、そこをしっかり感動とか必死にやっているのを見せたい。男子とはまた違った目線で見てもらいたいですね」と、女子ならではの部分を見せたいとする。


 継続参戦に関しては「内容次第だと思っています。しっかり盛り上がってお客さんがまた見たいと思ってくれたら、また声がかかると思うのでそうしたら出たいです。そこは私が決めることじゃない」と、今回の内容と反響次第だという。

「いつも通り戦って、しっかりダウンかKOをとっていきたい。KOは狙っていきたいですね。大きな舞台なので結果をしっかり残していきたい」と、KOか最低でもダウンを奪っての完勝でRIZINデビュー戦を飾りたいと意気込んだ。

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