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2021年10月2日(土)に新宿FACEで開催されるプロ修斗公式戦「SHOOTO GIG TOKYO Vol.31 Supported by ONE Championship」の一部カードが発表された。
代々継承される、下がることが許されない津田沼イズムを貫く齋藤翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM))の参戦が決定。
2021年1月の新井拓巳戦ではローキックでKO寸前まで追い込むも、新井の脅威の粘りを受け、辛くも判定2-0で勝利。7月の野瀬翔平戦では得意の打撃をテイクダウンで封じられフルマークの判定負けを喫している。そんな齋藤が再起戦に選んだのはデビュー戦を行った新宿FACEのリング。持ち味を充分に活かせずに空回りしている感もあるが、そのパンチ力が脅威であることに変わりはない。原点回帰で再浮上を狙う。
齋藤の対戦相手は約2年振りの戦線復帰となる、2018年バンタム級新人王・ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)だ。2019年10月の加藤ケンジ戦を最後に自衛官を目指すため戦線を離脱。自衛官としての道を歩み始めるも、格闘技への夢を忘れられなかったガッツは安定した道を捨て、再び格闘技の世界へと舞い戻ってきた。加藤裕彦、ハンセン玲雄に勝利後、前川大輔、石井逸人、そして加藤ケンジにいずれも判定で敗れているガッツ天斗の復活なるか。
覚悟を決めたもの同士の果し合い。この勝負を制し、トップ戦線に浮上出来るのは齋藤翼か?それともガッツ天斗か?
また中量級の興味深いカードも決定した。フェザー級で現在2連続KO勝利と調子を上げている“空手シューター”木下タケアキが登場。今回からフェザー級に階級を落とし参戦する飯田健夫と激突する。
“押忍”木下は、2020年5月に西川大和に判定負けも、2021年は1月に大瀬良康平、6月に木村孔明をいずれもKOに降して2連勝。
対する北海道出身の飯田は、地方大会からアマチュア修斗全日本選手権優勝、プロシューターへ昇りつめた北の鉄人。アマチュアを含め、50戦を超えるキャリアを誇り、修斗の前戦で2020年9月にヨシ イノウエに2R 腕十字で一本勝ち。12月の「TTF Challenge 09」では長田拓也に判定負けしている。
パワーで勝る飯田が、フェザー級でプレッシャーで上回るか、木下の3連続KO勝利が見られるか。こちらも新宿FACEらしいマッチアップが決定した。
そして20年の歴史を持つ 修斗伝統の「新人王決定トーナメント」。昨年は新型コロナウィルス感染拡大の煽りを受け、中止となってしまったが、今回は2021年から2022年末にかけトーナメントの開催が決定。今年は全7階級に45名がエントリーしている。
8月28日に新潟で行われる「越後風神祭り」を皮切りに1年4カ月という例年より期間的な余裕を持って再開する運びとなった。
今大会でも新人王戦が4試合組まれており、プロデビューを迎える4名の選手を加え、デビュー戦で見事な勝利を飾り波に乗る片山将宏。一方、齋藤奨司、青井心二、植木“令和”新はデビュー戦で苦い思いをしたが新人王戦は新たにリスタートを切るチャンスでもある。
激戦を制し、川尻達也、高谷裕之、リオン武、堀口恭司、猿田洋佑など錚々たるビッグネームが並ぶ新人王に名前を刻むのは果たして誰か?
さらなる追加対戦カードは決定次第、発表となる。
SHOOTO GIG TOKYO Vol.31 Supported by ONE Championship
2021年10月2日(土)新宿FACE
[開場]17:30[開始]18:00
※開場中オープニングファイト実施予定
【決定対戦カード】
▼バンタム級 5分2R
齋藤翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
ガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)※2018年度バンタム級新人王
▼フェザー級 5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
飯田健夫(マルスジム)
▼2022年度新人王決定トーナメント フライ級一回戰 5分2R
青井心二(心技館)
植木“令和”新(シューティング宇留野道場)
▼2022年度新人王決定トーナメント フライ級一回戰 5分2R
片山将宏(TRIBE TOKYO MMA)
山口 峻(ブレイブハート)
▼2022年度新人王決定トーナメント バンタム級一回戰 5分2R
齋藤奨司(FIGHT FARM)
谷井翔太(ロデオスタイル・大道塾)
▼2022年度新人王決定トーナメント ライト級一回戰 5分2R
村岡倫行(トライデントジム)
磯部鉄心(パラエストラ松戸)
【今後のサステイン主催プロ修斗公式戦】
PROFESSIONAL SHOOTO 2021 Vol.6 Supported by ONE Championship
2021年9月20日(月・祝)後楽園ホール
[開場]17:15 [開始]18:00
[決定対戦カード]
▼世界ライト級チャンピオンシップ 5分5R
川名TENCHO雄生(王者・初防衛戦/Y&K MMA ACADEMY)
西川大和(挑戦者・同級1位/西川道場)
▼環太平洋バンタム級 5分3R
安藤達也(王者・初防衛戦/フリー)
石井逸人(挑戦者・同級6位/TRIBE TOKYO MMA)
▼バンタム級 5分3R
後藤丈治(同級世界8位/TRIBE TOKYO MMA)
石橋佳大(ZEEKジム)※元環太平洋王者
▼ミドル級 5分2R
岩﨑大河(大道塾) ※修斗初参戦
今市凌太(style plus gym) ※デビュー戦