2021年9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~』にて、スーパーファイトのスーパー・フェザー級3分3R延長1Rで朝久裕貴(朝久道場)と対戦するMOMOTARO(OGUNI-GYM)のインタビューが主催者を通じて届いた。
MOMOTAROは2010年10月にNJKFでプロデビューし、2014年11月にNJKFフェザー級王座に就く。2015年9月には10連勝でWBCムエタイ日本統一王者になると、2016年4月にはWBCムエタイ米国フェザー級王者にも完勝。タイ、中国でも試合を重ね、2017年6月にはWBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得。2019年には『ONE Championship』と契約し、3勝2敗の戦績を残して今年3月にK-1参戦を発表。しかし、5月の第一戦では西元也史にKO負けを喫し、今回が再起戦。戦績は32勝(8KO)12敗1分。
試合が終わってしばらくはかなり落ち込みました
――5月のK-1横浜武道館大会に続いて、K-1での第2戦が決まりました。
「またK-1のリングに立てることが凄く嬉しいです。前回の試合で今まで積み上げてきたものが崩れたというのはあるんですけど、今回またチャンスを頂いたので、しっかりこのチャンスを掴んでスーパー・フェザー級で生き残っていけるよう、また1から頑張っていきたいと思ってます」
――前回の西元也史戦は非常に痛い一敗だったと思いますが、どのように受け入れ、向き合ってきたのでしょうか?
「試合が終わってしばらくはかなり落ち込みましたし、試合を見返すのも怖かったです。でも次に繋ぐために映像を見て研究して、また作っていかないといけないと思ったので、その悔しさをバネに、次に必ず繋げたいと思って日々練習しています」
――映像を見られないほどショックだったんですね。
「はい、かなり怖かったです。今までダメージのない元気な状態から一発で倒されたことがなかったので、初めての経験で自信をなくしてしまったっていうのもありましたし、周りからの厳しい声もありました。でもしっかりそれを受け止めて、次に繋げたいと今は前向きになれてます」
――西元戦以降、どんなことに力を入れて練習していますか?
「試合映像を見て、自分の悪かった点は分かったので、そこを修正しています。さらに自分に足りないもの、自分にはパワーが足りないと思っているので、そこをつける新しいトレーニングもしています。新しい自分を次の試合で見せられるよう、今しっかりトレーニングを積んでますので、立て直していきたいです」
――対戦相手の朝久裕貴選手の印象をお願いします。
「前回の西元くんとはまた違ったスタイルで距離感もいいですし、テクニックもいろんなテクニックを持っている。そして一発一発の力もある、とてもいい選手だなと思います。彼も世界で活躍している選手なので、そんな選手と戦えるのはすごくワクワクします。どんな試合になるのか自分でも分からなくて、なかなか穴が見つからない選手ですが、そんな中でもしっかり研究して彼の良さを消す、いい戦いができればなと思っています」
――朝久選手は強敵だと思いますが、ここで朝久選手に勝てば前回の負けを払拭できると思います。
「そうですね。彼もテクニシャンなので、レベルの高い試合をお客様に見せたいと思っています。前回デカいことを言ってぶっ倒されてしまったのですが、今回はもっと自分の良さを見せられるように頑張っていきますので、みなさんには楽しみにしていてもらいたいです」
――今回は失った自信を取り戻すのがテーマとなりますか?
「そうですね、ここはしっかり勝って、また自信をつけたいと思っています。朝久選手も上手な選手ですけど、自分もいろんな選手と世界で戦ってきて磨いてきたものがあるので、それを全部ぶつけていきたいと思います」