2021年9月20日(月・祝)東京・新宿FACEで開催されるJAPAN KICKBOXING INNOVATION『Resistance-3』のメインイベント対戦カードが発表された。
スーパーファイト団体対抗戦として、57kg契約3分5Rで6冠王・宮元啓介(橋本道場)と3冠王・馬渡亮太(治政館)が対戦する。
宮元は小学4年生から空手を始め、数多くのタイトルを獲得。2010年1月、MA日本キックボクシング連盟でプロデビューし、WBCムエタイ・インターナショナル・スーパーバンタム級王者を始め、これまで6本のベルトを獲得している。志朗、内藤大樹、那須川天心、工藤政英、江幡塁など国内55kg級のトップ選手とはほとんど対戦経験があり、空手仕込みの蹴り技を駆使して国内55kg級のトップ戦線に長く君臨している。12月のREBELSでは小笠原瑛作に惜敗したが、今年2月の『NO KICK NO LIFE』では加藤有吾の連勝をストップして見せた。戦績は35勝(11KO)13敗7分。
馬渡は長身から繰り出すしなやかなミドルキック、切るだけでなく倒すヒジ、首相撲からヒザと、ジャパンキック屈指のテクニックを有する。昨年5月12日のプレ興行でチェンマイスタジアム王座の初防衛戦、8月4日の旗揚げ戦でジャパンキックバンタム級初代王座に就くも、さらなる高みを目指すべく、両王座を返上。8月のジャパンキックではダウサコンと引き分けた。10月の『NO KICK NO LIFE』では福田海斗に敗れたが、今年1月大会ではWMOインターナショナル・スーパーバンタム級王座決定戦でクン・ナムイサン・ショウブカイに判定勝ち、5月大会ではポンチャン・ペッノンセンにも完封勝利と波に乗っていたが、8月22日にNJKFの一航に判定で敗れた。
宮元がホームリングでベテランの妙技を見せつけ、またも若手狩りに成功するか。それとも馬渡がアウェイのリングで復活の狼煙を上げるのか。
また、ジム対抗戦65kg契約3分3R、涼矢(エボリューションムエタイジム)vs山内ユウ(ROCK ON/ジャパンキックボクシング協会)も決定した。