4連勝と絶好調の笠原がムエタイで80戦のキャリアを持つパランラックを迎え撃つ
2021年9月4日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2021 act.4』の追加対戦カードが発表された。
出場が決定していたSB日本スーパーフェザー級王者・笠原弘希(シーザージム)の相手は、パランラックFELOOWGYM(タイ)に決定。
パランラックは80戦50勝28敗2分の戦績を持つ26歳。日本での試合は一度、2016年6月に来日するとNJKFのリングでのちにWBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者となる北野克樹を相手に左ミドルキックと組んでのヒザ蹴りで完勝を収めた。
(写真)2月にスアレックをボディブローでマットに沈め、周囲をあっと言わせた笠原
笠原はSB次期エース候補として期待され、2018年9月、SB日本フェザー級王座決定戦で元貴を下して王座を獲得。6月大会では前SB日本スーパーバンタム級王者・ 内藤大樹との接戦を制し、2019年9月のSB日本スーパーフェザー級タイトルマッチでは王者・深田一樹を2RKOで下して二階級制覇を達成した。2020年2月には前口太尊に大激闘の末にTKO勝ち、11月には元MMAファイターのハルク大城にも勝利。さらに今年2月にはKNOCK OUTーREDスーパーライト級王者スアレックに2RでTKO勝ちし、周囲をあっと驚かせた。6月にはライト級に階級を上げて古村匡平を判定3-0で破り、現在4連勝中と絶好調。
笠原が三階級制覇へ向けて弾みをつけるのか、それともパランラックがムエタイの凄みを笠原に教えるのか。