キックボクシング
レポート

【KNOCK OUT-EX】リカルド・ブラボが代打出場の西村介佑を2分でKO、壱はヒジ打ちでダウン奪い森岡悠樹を退ける

2021/08/22 17:08

▼第2試合 KNOCK OUT-BLACK 女子ライトフライ級/3分3R・延長1R
〇ERIKO(ファイティングラボ高田馬場/ミネルヴァ ライトフライ級4位)
判定2‐0 ※29‐28×2、29-29
×喜多村美紀(テツジム/ミネルヴァ ライトフライ級1位)


 ERIKOは、普段は派遣OLで、ダイエット目的で3年前からキックボクシングを始めた。2019年9月の『RISE』でプロデビュー。同じくプロデビューのAKARIに序盤からパンチでの打ち合いを仕掛け、判定3-0で敗れたものの激しいファイトを展開。その後は山岸愛子に初回TKO勝ち、アリスとオンドラムに判定勝ち、山上都乃をヒザ蹴りでKOと4連勝を飾ったが、今年2月に真美に敗れて連勝はストップ。4月には紗彩に勝利するも6月のシュートボクシングではMISAKIに敗れた。5勝(2KO)3敗の戦績を持つアグレッシブスタイルの女子。


 喜多村は、“魔人”と呼ばれ90年代に活躍したキックボクサーであるガルーダ・テツの弟子。約7年のアマチュアキックでの下積み時代を経て、2015年、29歳にしてプロデビュー。遅咲きながらもメキメキと頭角を現し、これまでに小林愛三、寺山日葵などのトップ選手と対戦経験がある。2月のNKBでは同門のsasoriと対戦して引き分けた。ガルーダ・テツ譲りの決して折れないファイトスピリット、テクニックに定評がある。戦績は9勝9敗4分。


 1R、ERIKOがパンチ連打で前進し、喜多村は周りながら右ストレートを返す。ERIKOは左右フックからローでつなぎ、このラウンドは手数でERIKO、ヒット数では喜多村の印象。


 2R、ワンツーで前進するERIKOの勢いは止まらない。3R、手数の減った喜多村に、ERIKOは最後まで手数を減らすことなく前に出続けて判定勝ちした。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント