2021年9月4日(土)新宿FACE『skyticket Presents DEEP JEWELS 34』で復帰戦を行うことが決まった古瀬美月(K-PLACE)。
古瀬は柔道をバックボーンに、2017年に16歳でプロデビュー。DEEP JEWELSでマドレーヌにTKO勝ち、川村虹花に判定勝ちなどの戦績を収め、ABEMAの『格闘代理戦争3rdシーズン』女子トーナメント準優勝で頭角を現した。2020年2月に開幕した「DEEP JEWELSミクロ級トーナメント」では、1回戦で元VALKYRIE女子フライ級王者・玉田育子に競り勝ち、決勝戦へコマを進めたものの、新型コロナウイルスの影響で2020年5月の決勝が中止に。
2020年8月には『RIZIN.22』横浜大会でRIZIN初出場。浅倉カンナ(パラエストラ松戸)と対戦し、浅倉が1R1分35秒、パウンドによるTKOで勝利。その後、結婚・出産のため長期欠場することを発表した。 2021年6月に第一子の女児を出産し、ママになった感想を聞くと古瀬は「幸せです」と即答。
SNSではすでに相当仕上がった肉体を披露したが、、いつから練習を再開したかと聞くと「産んですぐです。妊娠中もトレーニングしていました」という。
(写真)2020年8月、RIZINで浅倉カンナ(右)と対戦して完敗「必ず復帰しようと思っていました。あのまま終わるのは応援してくれていた人に申し訳ないと思っていたので、試合のチャンスを頂けて本当に嬉しいです!」と、そのまま引退という選択肢はなかったようだ。
結婚・出産したことがファイターとしてどんな影響があると思うかとの問いには「1年以上時間が空いてしまうので、競技選手としてはあまり良いとは言えないと思います。でも私は、全てにおいてプラスになっていると思います」と、ファイター同士の結婚・出産を語った。
復帰戦でいきなりの強敵にっせー(フリー)との対決を迎えるが、「対戦相手をあまり意識していませんでしたので、『試合!?』『やったー!』『やる!』そんな感じです」と、試合が出来る喜びの方が大きかったとし、改めて印象を聞くと「強いっす」の一言。
その強敵を相手にしての復帰戦、どんな試合を見せたいか。古瀬は「高望みせず等身大の試合をするつもりです。自分のやる事をしっかりやれば、恐らく判定までいかないです」と、完全決着を予想する。
ここからの目標は「チャンピオンです! その先はベルトを巻いてから発言します(笑)」と、一度は王手を懸けたDEEP JEWELSのタイトルを狙うことを目標に掲げた。
そんな古瀬、休養中には競馬で高額配当をゲットしたことも報告していたが、「競馬は勝ちも負けも自分次第なところが好きです。パチンコや宝くじは勝敗が自分の手の中に無いので…あとは馬が綺麗で素敵です」と競馬好きなところを見せていた。