2021年8月13日(日本時間14日)米国フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロックホテル&カジノにて「PFL 2021 #7: Playoffs」が開催された。
PFL 2021 #7: Playoffs
▼ウェルター級準決勝 5分3R〇レイ・クーパー3世(米国)[判定3-0] ※30-27×3×ローリー・マクドナルド(カナダ)※クーパーが決勝進出
マクドナルドは、UFCで9勝4敗、Bellatorで3勝2敗1分。2019年10月にドゥグラス・リマに判定負けし、王座陥落も2021年4月にPFLに初参戦。
新天地でカーティス・ミランダ―にバックからの踵蹴り&リアネイキドチョークで一本勝ちも、6月の大会でグレイゾン・チバウにスプリット判定負けを喫している。今回が再起戦。
“ブラダボーイ”ことクーパー3世は、PFLで4連勝中。2019年に3勝1敗1分け後、2021年4月に1年5カ月ぶりに復帰。ジェイソン・ポネットを肩固めに極めると、6月にニコレイ・アレクサヒンに判定勝ちしている。
1R、先に組んでケージに押し込んだクーパー。体を入れ替えるマクドナルドにクーパーはパワフルなダブルレッグテイクダウン! ハーフで押さえ込み、得意の肩固めに行くもゴング。
2R、低い構えから先にダブルレッグに入ったマクドナルドをはじき返したクーパーは逆にダブルレッグでテイクダウン! マクドナルドはクローズドガードに。パウンドを打ち、片足を越えるクーパーは左の鉄槌。さらに右脇腹にもパウンド。首を抱きスペースを埋めるマクドナルドは下からコツコツと鉄槌を返す。しかしクーパーは抑え込んだまま細かいパウンド。
3R、ワンツーから右をヒットさせたクーパー! 下がるマクドナルドのテイクダウン狙いを切って早々に上を取るとマクドナルドはクーパーを再びガードの中に入れる。ラバーガードも狙うマクドナルドに、パウンドの連打は出来ないクーパー。伸ばした腕を十字に狙うマクドナルドだが、察知し腕を抜いているクーパーは上をキープ。頭を腹につけて脇腹にパウンド。
マクドナルドは下からキムラ狙いも腕を抜いたクーパーは上をキープしたままパスを狙うが、マクドナルドは下からバタフライガードでダブルアンダーで両脇を抱える。
ブレーク。スタンドで右ミドルを蹴るマクドナルドだが、距離が足りない。クーパーが詰めたところでゴング。判定は3-0でクーパーが勝利。10.27 決勝でマゴメド・マゴメドカリモフと対戦することになった。
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▼ウェルター級準決勝 5分3R〇マゴメド・マゴメドカリモフ(ロシア)[判定] ※30-27×3×サディボウ・シ(スウェーデン)※マゴメドカリモフが決勝進出
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▼ライト級準決勝 5分3R〇ハウシュ・マンフィオ(ブラジル)[判定3-0] ※29-28×3×クレイ・コラード(米国)※マンフィオが決勝進出
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▼ライト級準決勝 5分3R〇ロイック・ラジャポフ(タジキスタン)[判定3-0] ※30-27×2, 29-28×アレックス・マルチネス(パラグアイ)※ラジャポフが決勝進出
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▼ウェルター級 5分3R〇グレイゾン・チバウ(ブラジル)[1R 2分18秒 肩固め]×マイカ・テリル(米国)
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▼ウェルター級 5分3R〇ブレット・クーパー(米国)[1R 2分32秒 TKO] ※右アッパー→右ストレート×テイラー・ヒル(米国)
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▼ライト級 5分3R〇オリヴィエ・オバメルシェ(カナダ)[判定3-0] ※29-28, 30-36, 30-27×ダレル・ホーチャー(米国)
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▼ウェルター級 5分3R〇マゴメド・ウマラトフ(ロシア)[判定3-0] ※29-28×3×レアンドロ・シウバ(ブラジル)
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▼ウェルター級 5分3R〇マイケル・ロンバード(米国)[1R 3分42秒 TKO] ※右カーフキック×カイロン・ボーウェン(米国)
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▼ライト級 5分3R〇エルヴィン・エスピノーザ(ニカラグア)[1R 2分45秒 リアネイキドチョーク]×ホープトン・スチュアート(米国)