2021年8月7日(土)東京・GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.4』の前日計量が、6日(金)都内にて13:00より行われた。計量は全員が一度目でパス。
今大会でも女子2試合が組まれた。第6試合の女子アトム級2分3Rで森川侑凜(サポートスクールグレス)vs加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)、第5試合の女子アトム級2分3Rで豊嶋里美(TEAM OJ)vs Kiho(TeamK.O.Garage)がそれぞれ対戦する。
Krush王者・菅原美優を頂点とするKrush女子アトム級は最も選手層が厚く、それゆえに毎回がサバイバル戦となる。
2勝2敗2分の森川は「(加藤は)一発はあるけれどスタミナはない印象です。この試合に向けてスパーリングを50Rやってきました。加藤選手にもう二度とやりたくないと思わせて勝ちます。常に前進・ノークリンチ、殴られ上等、真向ファイトスタイル。女子選手に多い、掴み合うグダグダな試合はしません」と勇ましい。
対する2勝1敗の加藤は「前回の試合が終わって4日後くらいのオファーだったので(オファーが)早いという気持ちが最初でしたが、対戦相手が森川選手と聞いて『やります』と即答しました。(森川は)気持ちがとても強くてアグレッシブな印象です。この試合に向けてスパーリングを多めにやって、パンチの強化をしてきました。今のところ全試合ダウンを取ってるんですけれど、倒しきれないので倒して勝ちたいです」と初KO勝ちを狙うとする。そして「一戦一戦勝っていってアトム級のベルトを取りに行きます。そしてアトム級を盛り上げられる選手になっていけるように頑張ります」とコメント。 1勝6敗2分の豊嶋は「対戦相手は蹴りが綺麗で上手な印象です。この試合に向けて前蹴りを避ける練習をたくさんしました。試合では右ストレートを思いっきり当てたいです。(自分は)技術はないので根性です」と、根性での現状突破を目指す。
対するJKファイターのKihoは3勝(1KO)2敗1分だが、K-1 JAPAN GROUPでの2戦は1敗1分とまだ勝ち星を上げられていない。
「(豊嶋は)気持ちの強い選手だなと思いました。(この試合に向けて)スタミナ、フィジカルを強化してきました。見ている皆さんの印象に残る勝ち方をしたいです。根性、折れない気持ちを試合で見せられればと思います。勝ち続けてKrushアトム級のベルトに挑戦できるように頑張ります」と、Kihoも“根性”を見せたいとコメントしている。
果たして、ここから抜け出してKrush女子アトム級戦線に名乗りをあげるのは誰か。
<計量結果>
▼メインイベント(第9試合)Krushライト級 3分3R迅也(北斗会館浅科道場)=62.4kg志村力輝(兼清流総本部)=62.4kg
▼セミファイナル(第8試合)Krushバンタム級 3分3R嶋 拓実(team ALL-WIN)=52.8kg中澤誠弥(PITBULL)=52.9kg
▼第7試合 Krushバンタム級 3分3R祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)=53.0kgしの(KSG)=53.0kg
▼第6試合 Krush女子アトム級 2分3R森川侑凜(サポートスクールグレス)=44.7kg加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)=44.9kg
▼第5試合 Krush女子アトム級 2分3R豊嶋里美(TEAM OJ)=44.9kgKiho(TeamK.O.Garage)=44.7kg
▼第4試合 Krushスーパー・ライト級 3分3R水上陽生(ポゴナ・クラブジム)=64.8kg原田優介(K-1ジム大宮チームレオン)=64.3kg
▼第3試合 Krushバンタム級 3分3R小島卓也(優弥道場)=52.5kg西槇隼汰(POWER OF DREAM)=52.5kg
▼第2試合 Krushライト級 3分3R井上修一(K-1ジム川口TEAM SIRIUS)=62.5kg新太(K-1ジム心斎橋チームレパード)=62.3kg
▼第1試合 -58.5kg契約 3分3R小松貴哉(K-1ジム五反田チームキングス)=58.3kg田中秀汰(PITBULL)=58.5kg