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【Krush-EX】地下格闘技二冠王からプロの世界へ、1年間待ったデビュー戦に「間違いなくKOできる」(中澤誠弥)

2021/08/06 16:08
 2021年8月7日(土)東京・GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.4』の前日計量が、6日(金)都内にて13:00より行われた。計量は全員が一度目でパス。  紆余曲折を経て、セミファイナル(第8試合)でようやくプロデビューを飾ることになったのは中澤誠弥(PITBULL)23歳。  中澤は空手で全国大会4連覇、中3から18歳くらいまでは無敗だったという。地下格闘技の元益荒男50‐55初代王者 元粋喧フライ級王者の二冠王者で、『THE OUTSIDER』にも3度出場。地下格闘技で22勝(13KO)5敗の戦績を持つ。  2019年にABEMAで放映された『格闘代理戦争4th』に出演し、芦澤竜誠率いる芦澤一家のメンバーとして活躍。本来なら番組終了後にプロデビュー戦を行うはずだったが、最後の試合で相手のハイキックによりアゴを骨折してしまった。 「代理戦争の時にアゴの骨が折れて、そこで1年間できないってなって。試合が出来なくてどうしようかなってずっと考えていたんですが、その1年を無駄にしないように出来ることはしっかりやって、どこかのタイミングで試合が出来ればなという感じでやってきてやっとデビュー戦が決まりました」  地下格闘技時代は総合格闘技をやっていたが、「自分は総合より打撃派だったので代理戦争に出て立ち技をやっていこうと決めました」という。 「5歳くらいから空手をやっていて、格闘技が好きになって年末にやっていた格闘技を見ていて自分もプロになろうと思っていました。プロになるのは小学生・中学生からの夢でしたね」という中澤。それがなぜ、地下格闘技の世界へ? 「早く試合がやりたい、とりあえずリングに上がりたいと思って。でも1回ちょっとグレちゃった時期があって(笑)。そこから地下格闘技というのがあると知り、とりあえずそこに出ようと思って出たんです。元々プロでやろうというのは決めていたので、場数を踏んでからの方がいいかなと思って」  念願だったプロデビュー戦を明日に控えて、「2年前の代理戦争の時とは自分でも別人だと思うので、間違いなくKOできると思います」と自信に満ちている中澤。これからの目標を聞くと「チャンピオンになることは自分の中で絶対なので。あとはシンプルに有名になりたいですね(笑)。目標とするファイターは特にいないんです。自分がむしろその立場になれるようにしたいですね」と語った。  対戦相手は第28回・第31回K-1アマチュア チャレンジAクラス-55kg優勝で、プロ戦績1勝(1KO)1敗の嶋拓実(K-1ジム大宮チームレオン)。中澤は「全然知らないです。聞いたこともない選手なんで印象は特にないです(笑)」と言い、「観客が湧く試合をする自信があります。自分の試合にハズレはないと思います。KOで勝ちたいですね」と意気込んだ。
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