強打者の栗秋(左)と蹴りの安本が注目の初対決
2019年6月9日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.61』の対戦カードが変更となった。
セミファイナルのREBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦、元WPMF日本スーパーバンタム級王者・浜本“キャット”雄大(クロスポイント大泉)vs栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)は、浜本が5月5日の『J-NETWORK』後楽園ホール大会の試合でダウンを喫し、さらにヒジによるカットを受けたことで欠場。
代わってINNOVATIONスーパーバンタム級王者・安本晴翔(橋本道場)が参戦、栗秋と王座決定戦を行うことが決まった。
安本は少年時代からアマチュアで150戦以上を経験し、24冠王に輝いた。2016年6月に16歳でプロデビューを果たすと、6戦目でREBELS-MUAYTHAIスーパーフライ級王座を獲得(その後に返上)。2018年12月にはINNOVATIONスーパーバンタム級王座を獲得した。今年2月のシュートボクシングでの試合で14戦目にして初黒星を喫したが、4月のレベルスで般若HASHIMOTOに勝利して再起。今回はREBELS-MUAYTHAI王座の2階級制覇を目指しての試合となる。なお、安本は2018年4月に浜本から2RでKO勝ちを奪っている。
強打の栗秋と蹴りの安本という図式になり、ディフェンスも上手い安本に栗秋が強打を爆発させることができるか、安本がテクニックで栗秋の強打を封じることができるか、スリリングな試合が期待できる。
炎出丸(左)と柿崎のベテラン対決
また、第4試合で対戦が決まっていた元J-NETWORKスーパーバンタム級王者・炎出丸(クロスポイント吉祥寺)vsMITSURU(WSRフェアテックス三ノ輪)は、MITSURUが怪我による欠場。代わってRKAスーパーバンタム級王者ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM)が炎出丸と対戦することになった。
炎出丸はレベルス屈指のベテラン選手で、60戦を超えるキャリアを持つ。しつこい首相撲を得意としていたが、最近の試合ではパンチと蹴りで勝負するようになった。対する柿崎は東北を拠点に全国各地で試合を行っているこちらもベテラン選手。気持ちの強さでアツいファイトを繰り広げるタイプだけに、炎出丸とはベテランの意地と意地がぶつかり合う試合となりそうだ。
<変更対戦カード>
▼REBELS-MUAYTHAIフェザー級王座決定戦 3分5R REBELS-MUAYTHAIルール
安本晴翔(橋本道場/INNOVATIONスーパーバンタム級王者)
栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
▼スーパーバンタム級 3分3R REBELS-MUAYTHAIルール
炎出丸(クロスポイント吉祥寺/元J-NETWORKスーパーバンタム級王者
ダイナマイト柿崎(DRAGON GYM/RKAスーパーバンタム級王者、前DBS同級王者)