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【RISE】那須川天心が“イライラ記者会見”の理由を語る「今回はもう恐ろしいことになると思う」「マジでやってやろうか」

2021/08/05 11:08
 2021年9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMM『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の対戦カード発表記者会見が、8月2日(月)都内にて行われた。  参戦が発表されていたRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)の対戦相手は、RISEバンタム級王者・鈴木真彦(山口道場)に決定。会見では那須川が鈴木に対しての怒りか苛立ちを隠せず、フェイスオフでは下を向いたまま身体を揺すり続けるなど普段の那須川からは見られない態度が話題となった。  その後、那須川は自身のYouTubeチャンネル『那須川天心チャンネル』にて、記者会見の前後に密着した映像を公開。会見に向かう車中でのインタビューに那須川は「心境としては…相手が本当になかなかいない中、このタイミングでこの相手とやるのは外国人も呼べないのでこういう状況で仕方ないのかなと思いますけれど。まあ、もう決まったんでしっかりやるしかないですよね」と、やはり対戦相手に不満がありそう。  同行ディレクターからいつもと雰囲気が違うと指摘されると、「またいつもと違うんですよね、俺の中で。6月の(RIZINでの1vs3)試合があったじゃないですか。それが賛否両論めちゃめちゃあって。正直、僕の中でも僕が求めている格闘技と一番反していることをやったので、悔しい部分もあったんですよね。だから僕はその試合の3日後くらいから毎日節制してずっと仕上げているんですよ。ここまで自分の体に気を使ったりとかしたことが今までないので、自分の中での戒めと言うか、自分の中のなにくそって気持ち。(格闘家の精神を上げる気持ちが)ずっとありますよね。毎日の練習がハードですけれど楽しいですし、毎日仕上がっているので、今回はもう恐ろしいことになると思いますよ」と、ストレスが溜まっていることと毎日のように仕上がって絶好調だと話す。  それが爆発する試合になるのかと聞かれると「なると思いますね。爆発させたいですから。しっかりとやってやるしかないですよね」と那須川。 (写真)会見で完全にスイッチが入り、試合モードになったという那須川。確かに試合前の表情だ そして不穏な空気さえ感じさせた記者会見後のバックステージでは、「いやぁ、試合モードですね。マジでやってやろうか、本当にやってやろうかっていう自分の中での想いですね。いろいろな想いがありますよ。オリンピックもめちゃめちゃ盛り上がっていますし、嬉しいですけれど、いや俺も出来るよって悔しさはありますよね。というのもありますし、いろいろなことがありますよ。そこは感じ取ってもらえればと思います」と、会見で試合前モードに入ったと言い、まだピリついた表情で全ての感情は明かさなかった。  会見でもコメントしたが、テレビをはじめとするメディアに出ていることを叩かれることもあるとし、「そこをね、結構言ってくる方もいるんですけれど、いやいやもうそんなところじゃないよ、と。あくまでもお前は何なんだと聞かれれば、俺は格闘家だと。戦わなきゃ意味がないですよね。僕はコンスタントに試合に出ていますし、どんな形であれ6月も試合をしましたし。そこはブレていないので。そこをブラしたら終わりだと思うので」と、そちらを重要視しているわけではないと反論した。  そして「蹴りが使える那須川天心はあと3回しかないですから。生でしか味わえない興奮や感動があるので、来た皆さんには絶対に損をさせないのでそこは注目してもらえたら嬉しいですね」と、残り僅かな“蹴りが使える那須川天心”をライブで見てほしいと語った。
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