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【ビッグバン】駿太が約9年ぶりにタイ人選手と対戦、山際和希はFUMIYAにリベンジマッチを挑む

2021/08/03 21:08
 2021年8月29日(日)東京・後楽園ホール『ビッグバン・統一への道 其の39』の全対戦カードが発表された。  ダブルメインイベント第1試合は、67.5kg契約3分3Rで第7代Krushウェルター級王者・山際和希(谷山ジム)がFUMIYA(ポゴナ・クラブジム)にリベンジマッチを挑む。  山際は2009年に全日本学生キックボクシング連盟ウェルター級王者となり、プロデビュー後も順調に勝ち星を積み重ね、2015年6月にBigbangウェルター級王座を獲得。2017年2月まで11連勝を記録した。K-1 JAPAN GROUPには2013年から参戦し、2020年8月の第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントで連続KO勝ちして悲願だったKrush王座に君臨。しかし、王者として臨んだ11月の『Bigbang』でFUMIYAにKO負けを喫し、続く今年1月の初防衛戦で加藤虎於奈に敗れて王座を失った。続く6月のKrushでも寧仁太・アリに敗れて3連敗中。戦績は32勝(13KO)17敗4分。  FUMIYAは水泳でジュニアオリンピックに出場し、陸上でも関東大会出場を果たしたフィジカルエリート。2017年3月にKrushでプロデビュー。勝っても負けても全てKO決着というレコードで戦績は7勝(7KO)8敗。  両者は2020年11月の『スーパービッグバン2020』にて67kg契約で対戦し、FUMIYAが2R3分ちょうどにバックハンドブローでKO勝ちしている。山際がリベンジを果たして連敗からも脱出するのか、それともFUMIYAが返り討ちにして連勝の波に乗るのか。  ダブルメインイベント第2試合では、フェザー級3分3Rのビッグバンキックルール(ヒジ打ち・首相撲あり)でBigbangスーパーフェザー級王者・駿太(谷山ジム)が元タイ国9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者ジョムラウィー(タイ/Kcrony gym)と対戦。 (写真)前回はヒジ打ちでKO勝ちしている駿太 駿太は2003年2月にプロデビューし、国内とタイのトップ選手を相手に渡り合ってきた大ベテラン。2019年6月に琢磨をKOしてベテラン健在ぶりを示したが、8月の安本晴翔戦、20年2月の栗秋祥梧戦と若い選手に連続KO・TKO負け。しかし、同年11月のビッグバン10周年記念興行では宮崎勇樹を判定で下してBigbangスーパーバンタム級タイトル3度目の防衛に成功すると、3月には元新日本キックボクシング協会ライト級4位の渡邊涼介をヒジ打ちで2RにKOした。戦績は39勝(15KO)23敗4分。  ジョムラウィーは元タイ国9ch&パタヤスタジアム認定バンタム級王者の肩書を持ち、2020年11月の『ジャパンキック』で瀧澤博人に判定負け、12月の『BOM』では朝陽・P.K.SaenchaiMuayThaiGymにダウンを奪われて判定負けしている(いずれもフェザー級での試合)。本来のバンタム級での試合となった1月10日のジャパンキックでは、ジャパンキック フライ級王者の石川直樹と引き分けている。前戦は3月の『ホーストカップ』で滉大に判定負け。戦績は55勝(10KO)13敗2分。  アヌワット、シリモンコン、トーンら一流ムエタイ戦士と拳を交えてきた駿太だが、タイ人との対戦は2012年6月のカイムックカーオ戦以来、約9年ぶり。久しぶりのムエタイ戦で積み上げてきたテクニックの真価を発揮することができるか。  第9試合にはK-1で活躍する松下大紀(BELIEVE MAN)が登場。ジョージ(T.G.Y)と対戦する。 (写真)K-1で城戸(右)と倒し倒されの激闘を演じた松下 松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向。第1戦では1月にEITOを初回KOに降したが、3月の城戸康裕戦では1Rに先制のダウンを奪うも2Rに逆転KO負けを喫した。戦績は10勝(8KO)6敗1分。対するビッグバンで活躍するジョージは12勝(5KO)10敗1分の戦績。  第8試合ではBigbangフェザー級王座挑戦者決定戦3分3R延長1Rとして、元Bigbangスーパーバンタム級王者の亀本勇翔(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、稲垣 澪(K-1ジム大宮チームレオン)と対戦。  亀本は2015年12月に瀧谷渉太、2018年1月に森坂陸、2019年2月に出貝泰佑から勝利を収めている。また、敗れはしたものの武居由樹、玖村将史とも拳を交えた。2019年11月にはトーナメントを制してBigbangスーパーバンタム級王座を獲得。2020年12月にK-1初参戦し、軍司泰斗と対戦したがKO負け。5月のK-1では斗麗に判定負けを喫して戦績を10勝(2KO)10敗とした。  稲垣はテクニックに定評があり、2020年4月にプロデビューすると3戦全勝(2KO)。早くもタイトルに絡むチャンスが巡ってきた。  今大会では全11試合が行われる。
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