2021年9月19日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2021 3rd』の対戦カードが発表された。
NJKFミネルヴァ47.5kg契約スーパーファイト2分3Rで、ミネルヴァ・アトム級王者erika(=名前の後にハートマーク/SHINE沖縄)vsミネルヴァ・ピン級王者Ayaka(健心塾)のミネルヴァ王者同士の対戦が決定。
erikaは沖縄在住の選手で、ぱんちゃん璃奈とは練習仲間でもある。2020年8月のREBELSに参戦し、平岡琴から番狂わせの勝利をもぎ取ると10月の「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」に参戦。1回戦で寺山日葵を相手に猛攻を見せ、延長戦で敗れるも寺山を苦しめた。2021年2月にはNJKFミネルヴァ・アトム級の百花に挑戦し、判定3-0で勝利して王座に就いた。
Ayakaは2018年4月にプロデビューし、2019年11月にはぱんちゃん璃奈を苦しめた祥子を破り、ミネルヴァ王座を獲得。2020年2月のRISE初参戦で伊藤紗弥にテクニックで翻弄されたものの、3Rに右ストレートでダウンさせての逆転KO勝利。一気に知名度を上げた。しかし、10月「GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」の1回戦では紅絹に判定負けして連勝が「7」でストップ。11月には宮崎小雪に勝利、今年2月3日にはTOMOMIにフルマークの判定勝ちでミネルヴァ王座を初防衛。4月にはムエタイルールで伊藤と再戦するも判定3-0で敗れたが、6月のNJKFでは奥脇奈々に判定3-0で勝利。
両者ともパワフルな攻撃を持っているが、ミネルヴァでは7月1日より首相撲3秒のルールを廃止。erikaは首相撲とヒザ蹴りを得意としており、このルール改正は追い風になるだろう。対するAyakaは伊藤との再戦で初めてムエタイルールに挑戦したが、伊藤の首相撲にも倒されない腰の強さを見せた。また、erikaはアトム級でも身体が大きく、Ayakaは体格的に不利。機動力を活かして得意のパンチを当てていくことができるか。
Ayakaは自身のSNSにて「ひとつ上の階級の王者で手足の長さと力強さを持っている選手ですが、関係なしにガンガン行きます。絶対楽しい」と、体格差は関係ないと強気なコメントをしている。