2021年8月7日(土)東京・GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.4』の全対戦カード&試合順が決定した。
メインイベント(第9試合)はKrushライト級3分3R、迅也(北斗会館浅科道場)vs志村力輝(兼清流総本部)。
(写真)2020年11月大会のメインで勝利した迅也(右)が再びメインを務める 迅也はプレリミナリーファイトでK-1に2度出場経験があるサウスポー。2020年4月の『KHAOS』で川越亮彦に勝利し、3連敗を脱出すると11月のKrush-EXではメインで山下和希に判定勝ちしたが、4月のKrushでは昇也に初回KO負けを喫した。戦績は3勝(1KO) 6敗。
志村は第25回K-1アマチュアチャレンジAクラス-65kg優勝を果たし、2019年7月にプロデビュー。その試合ではKO負けを喫したものの、その後は2連続KO勝ち。しかし、2020年11月のKrushでは龍華に初回KO負けを喫している。鋭利なヒザ蹴りが得意。戦績は2勝(2KO) 2敗。
セミファイナル(第8試合)のKrushバンタム級3分3Rでは、嶋拓実(K-1ジム大宮チームレオン)と中澤誠弥(PITBULL)が対戦。
嶋は第28回・31回K-1アマチュアチャレンジAクラス-55kg優勝で、2020年6月のデビュー戦でKO勝ちを収めたが、11月の2戦目で判定負けし、戦績は1勝(1KO)1敗。中澤は地下格闘技の元益荒男50‐55初代王者 元粋喧フライ級王者の二冠王者で、22勝(13KO)5敗の戦績を持つ。今回がプロデビュー戦。
第7試合はKrushバンタム級3分3R、祐嘉(K-1ジム五反田チームキングス)vsしの(KSG)。祐嘉は2020年1月にKrushでプロデビューし、、1勝3敗の戦績。しのは第3回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-60kg優勝、第5回同-55kg優勝で2020年8月のKrush-EXでデビュー。そのデビュー戦はKO勝ちも9月と2021年2月に連敗を喫し、戦績は1勝(1KO)2敗。
第6試合はKrush女子アトム級2分3Rで、森川侑凜(GRES 8Mile GYM)と加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)が対戦する。
森川は第8回K-1アマチュア全日本大会チャレンジBクラス女子-45kg優勝の実績を持ち、年間表彰式の『K-1 AWARDS 2019』ではアマチュア最優秀選手賞を受賞している。2020年9月5日に開催された『KHAOS.11』にて、優勝者は「夢」を叶えることができるご褒美付きのワンデートーナメント「DREAM KHAOS」で優勝し、「一日ラウンドガールをやりたい」という夢を叶えて9月大会では颯爽とラウンドガールを務めた。しかし、その後はNOZOMIに判定負け、Kihoと引き分けと足踏み状態に。戦績は2勝2敗2分。
(写真)前回Kihoから勝利を奪った加藤(左)が森川にリベンジマッチを挑む 加藤は第30回K-1アマチュアチャレンジBクラス女子-45kg優勝の成績を収め、2020年3月にプロデビュー。谷田美穂から勝利を収めたが、2戦目で森川侑凜に敗れ、3戦目はKihoに判定勝ちして森川との再戦のチャンスをつかんだ。戦績は2勝1敗。
(写真)Kiho(左)はKrush初勝利をあげることができるか。右は加藤と対戦する森川 第5試合も女子マッチとなり、Krush女子アトム級2分3Rで豊嶋里美(TEAM OJ)とKiho(TeamK.O.Garage)が対戦。
豊嶋はデビューから6戦目まで勝ち星がなかったが、2020年9月の「DREAM KAHOS」トーナメントの1回戦で延長戦の末に谷田美穂から嬉しい初勝利。決勝では打ち合いを繰り広げたが森川侑凜に判定負け。11月のチャン・リー戦にも敗れて戦績は1勝6敗2分。
18歳のKihoは女子高生ファイター(3年生)。アマチュアで20戦以上を経験し、プロでは3勝(1KO)2敗1分。2020年12月の『KROSS×OVER』でプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月のKrushに初参戦したが、森川侑凜とドロー、6月の加藤りこ戦では判定負けとなっている。
勝利に飢えた選手たちが揃った今回のKrush-EXは全9試合が行われる。なお、チケットは前売りで完売。