2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき内にある浅草花劇場にて開催される『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』の前日計量&記者会見が、28日(水)都内にて17・00より行われた。
第3試合の52.0kg契約エキスパートクラス特別ルール3分2R延長2Rに出場する、修斗世界女子スーパーアトム級3位・杉本恵(AACC)は51.85kgでパス。対戦相手のユリカ・グラップリングシュートボクサーズ(GSB)は仕事の都合で当日計量となる。
今回がSB初参戦となる杉本は「打撃がそこまで得意ではなくて、凄い練習中だけど、MMAの方での打撃をもっと強化したくて。後は自分の今の打撃がどれくらいなのかを試そうとの想いで出場を決めました」と、その理由を話す。
「緊張はあるけれど、そこまで特別に怖いというのはないですね。いつも通り試合をするっていう感覚です」と、普段のMMAでの試合と試合前の心境は変わらないという。
対戦するユリカについては「動画を見て。結構前にガンガン来るような相手で、蹴りの印象があったので、そこをどうさばけるかがポイントかなと思います」と評した。
MMAファイターだけにSBルールで許される投げ、立ち関節・絞め技が期待されるところだが、「それみんなから言われるんですが、私、投げはそこまで得意じゃなくて」と笑う杉本。「タックルが得意なんですが、今回はタックルに行けないので。でも、立ち関節とかチョークはちょっとプランの中にあります」とした。
RENAとは練習仲間であり、「打撃の練習としていいかもね。頑張って、と言われました」というが、「そこまでアドバイスはなかったです。自分から習得する感じでやってきました」と苦笑い。
2020年8月の修斗女子初代スーパーアトム級王座決定トーナメント決勝戦では、黒部三奈と激しく打ち合った。「あれは自分の中でもビックリするくらい打撃でした。今回もあれくらい行けたらいいなと思います」と、黒部戦と同じくらいできたら、と話す。
そして「私は、試合は練習したことを試す場と考えています。負けるっていうイメージはなくて、もちろん勝ちに行くことしか考えてないので、その中で自分が練習したことを出すことしか考えてないです」と、練習の成果を発揮したいと語った。