2021年7月29日(木)東京・浅草花やしき内にある浅草花劇場にて開催される『SHOOT BOXING Girls S-cup2021 -road to tournament-』の前日計量&記者会見が、28日(水)都内にて17・00より行われた。
大会最終試合となる第5試合の65.0kg契約エキスパートクラス特別ルール3分3R延長無制限Rで対戦する、SB日本女子ライト級王者・未奈(秀晃道場)とKINGレイナ(フリー)は、共にリミットちょうどの65.0kgで計量をパス。
計量を終えたKINGレイナは「家の体重計とここの体重計が合っていなくてちょっと焦りましたね。家を出る時は300グラムアンダーだったのに」と、予備計量では若干オーバーしていて焦ったと苦笑い。
今回もヴィーガン食で体調と体重を整えたと言い、「この後も浅草にはいいヴィーガンのお店がたくさんあるので、そこで食事をします」と最後まで油断せず体調を整える。
SBルールでの試合は2018年8月以来、2度目。「前にSBに出た時は全然ルールも分からない状況で、投げればいいのかなくらいに思って練習していたんですけれど、今回は練習仲間が何人かSBに出ているのもあって、そこでいろいろな話を聞きながら試合の攻勢を練ってやってきました。1カ月もなかったですけれど、ちゃんと準備は出来ましたね」と、今回は対策が出来ているという。
未奈の印象は「ガンガン前に出てくる選手」というもの。どう戦うかとの問いには「投げをバチバチに練習してきました。戦い方が(未奈と)似ていると思うので、面白い試合になるんじゃないかな。3回以上は投げたいですね」と投げまくる宣言。
未奈は「投げられないと思います。柔道じゃないので。これはSBなので。私はシュートボクサーなので絶対にマットに倒れないと思います」とコメントしたが、KINGレイナは「関係ないです。私はずっとDEEPとRIZINに出ていてデカい相手とやって、今回の体重以上の人たちをぶん投げて来ているので。柔道をやっていた時も100kg、150kgの人を投げてきているので問題ないです」と投げに絶対の自信を見せる。
打撃に関しても「誰とは言えないですが、練習した人をダウンさせました。それくらい強く当てられるので、そこもだいぶ成長していると思いますね」と進化していると言い、「欲を言えば1R。2Rにはぶっ倒せたらいいかなと思います。SBのチャンピオンなのでそこはナメてはいけないところはあると思いますが、私も伊達に6年間格闘家をやっていないので、今までやってきたことを出せればと思います」と2Rでの決着を予告。
「勝つという選択肢しかない」と断言し、「フィジカルは私の方があると思うし、1年近く身体改善をやってきているので身体つきも前の65kgでやった時とは全然違います。だんだん成長してきているので、それをファンの人たちに見せられればと思います」と以前の自分とは違うとした。
また、「10月にDEEPで試合があるので、出てくれって話が来ているのでそこでもやりたいので(未奈に)オファーをかけてもらいたい。今度は私のMMAルールで試合がしたいです。もちろん2連勝します。勝たないと意味がないですからね」と、今回はSBルールで戦うのだから、次はMMAルールで自分と戦ってほしいとアピールした。