現役続行か引退か、去就が注目されている皇治だが、榊原CEOは「引退しない」と断言(C)RIZIN FF
2021年9月19日(日)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.30』の対戦カード発表会見が7月20日(火)に都内で行われ、会見終了後に榊原信行RIZIN CEOが囲み取材に答えた。
その中で、6月27日『RIZIN.29』(丸善インテックアリーナ大阪)にて開催された「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」の1回戦で偶発的なバッティングによりノーコンテストとなった、皇治(TEAM ONE)vs梅野源治(PHOENIX)の再戦についてコメント。
(写真)1Rわずか43秒で偶発的なバッティングによりノーコンテストとなった皇治vs梅野戦。榊原CEOは再戦には積極的ではない様子。
梅野は「決着をつけよう」とアピールしており、皇治は現役続行か引退かで揺れ動いているが、榊原CEOは「どうなんだろう? 梅野選手との再戦を本当に見たいかというと…。梅野選手には本来の良さが光るような選手とマッチアップしてあげることがいい気がしているけどね。皇治との再戦が、ファンも含めて、見たいのかというと、そういうことでもないのかなと思っています。いろいろ考えて、ファンの人たちの想い、意見にも耳を傾けながら考えたうえでカード編成したい。一足飛びに再戦という感じではない」と、皇治vs梅野の再戦をファンは望んでいないのではないかとし、梅野にはヒジ打ち&首相撲ありのムエタイルールでタイ人などのムエタイの強豪と戦うなど、本来の良さが光るマッチメイクの方がいいのでは、との見解を示した。
また、皇治の今後について聞かれると「引退しないですよ。引っ張ってるだけ。勿体つけてる(笑)。やる気満々だと思う。(引退は)まったくない」と、皇治の即引退はないと断言した。