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2021年9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催される「Yogibo presents RIZIN.30」の対戦カード発表会見が、7月20日(火)都内にて行われ、会見後の囲み取材で榊原信行CEOが、今後の大会プランと出場予定選手について語った。
6月の東京ドーム大会で、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)に一本負けした朝倉未来(トライフォース赤坂)の再起戦について、榊原CEOは、「9.19から秋にかけて1試合して、やはり大晦日に。年内2試合」と展望を語り、「未来にはテーマを持って準備して戦いに挑んでもらえるような相手とタイミングを月内には提示して、すり合わせられたらいい」と語った。
コロナ禍のなか、2021年上半期は3月に名古屋、6月に東京ドーム&大阪と3大会を開催したRIZIN。
下半期について榊原CEOは、「9月19日のさいたま大会の後、年内に大晦日を入れてナンバーシリーズとして3大会を開催します。10月と11月に地方で2大会、大晦日にはさいたまで行う」とナンバーシリーズの展望を語っている。
さらに、「いずれにしてもワクチンの接種が進んで、観客がきちんと入っていくことを政府や行政機関が認めないとどうにもならない」と、観客の人数制限次第で大会規模が異なるとしながらも、「仮称ですが、“スタジオRIZIN”を秋にはスタートしたい」と、新シリーズの構想についても明らかにした。
「コロナに影響されない形で、観客がたくさん入る環境ではない企画を秋に第一弾をスタート。日程は決まり次第、8月中に発表したい」と、“スタジオRIZIN”について説明する榊原CEOは、「『RIZINチャレンジ』として、地方大会でまだ見ぬ強豪を発掘する2nd、3rラインの大会を増やしていく」とコンテンダーシリーズ的な大会の開催も示唆した。
その中で、7月18日のKNOCK OUTで5連続KO勝利をマークし「初代KNOCK OUT-BLACKスーパーライト級王者」についた鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が、MMA再出撃(MMA5勝2敗)を宣言したことについて、榊原CEOは、「ペルーと日本のハーフで面構えもよく、めちゃくちゃ興味あります。先週末も一方的な勝利だった。ファイトスタイルとしてはもってこい。宮田(充KNOCK OUT)プロデューサーと話して出てもらう機会を作れたらと思う」と語っている。