2021年9月19日(日)にさいたまスーパーアリーナで開催が決定している「Yogibo presents RIZIN.30」の対戦カード発表会見が、7月20日(火)14時から都内にて行われた。
RIZIN女子スーパーアトム級(-49.0kg)戦として、王者・浜崎朱加(AACC)と、現PANCRASE女子ストロー級(-52.2kg)王者の藤野恵実(FIGHT FARM)がノンタイトルで対戦することが発表された。
▼RIZIN女子スーパーアトム級 5分3R浜崎朱加(AACC)藤野恵実(FIGHT FARM)
両者は、2012年12月にJEWELSで初対戦。パワフルな藤野の打撃に浜崎が後退させられる場面やギロチンを仕掛けられる場面もあったが、マウント&パウンドなどポジショニングで上回った浜崎が判定勝利している。
その後、浜崎と藤野は練習仲間として切磋琢磨し、浜崎は2018年にRIZIN女子スーパーアトム級王者に。藤野は2019年12月にチャン・ヒョンジに一本勝ちし、女子ストロー級王者に輝いている。今回、藤野は3.2kgの減量に臨み、リカバリーを経て、スーパーアトム級戦に挑むことになる。
女子格闘技を牽引し続けた同年代のパンクラス王者にして、元練習仲間との対戦に、浜崎は「藤野選手とは1回対戦して判定勝ちでしたが、9年の月日を経て再戦することになったのを嬉しく思っています。下の階級で受けてくださりありがとうございます、ぬるいことをするつもりはないので、一本かKOで完全決着させていただきます」と語り、藤野も「浜崎選手とは2012年に対戦させていただき、対戦してからは一緒に練習するようになったりもあるんですけれど、私は試合をするなら強い選手とやりたいとずっと言っていました。相手として申し分ないので、今回はしっかり自分が勝つビジョンができているし、下の階級でやってきた浜崎選手と上の階級でやってきた私ではいろいろな差があるので、完封したいと思います」と意気込みを語った。