キックボクシング
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【RISE】那須川天心が9・23横浜大会に出場決定、対戦相手は日本人選手「候補は2~3人」(伊藤隆RISE代表)

2021/07/19 03:07
 2021年7月18日(日)エディオンアリーナ大阪・第一競技場で開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021』にて、9月23日(木・祝)神奈川・ぴあアリーナMMで開催される『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 YOKOHAMA』の出場選手が発表された。  原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)が2月28日の『RISE ELDORADO 2021』以来の登場。原口は空手出身で、高校からはボクシングを始めて17歳でプロデビューし、2016年西日本新人王決定トーナメントで準決勝進出。2017年にキックボクシングでプロデビューすると、わずか2戦目でACCELフェザー級王者となり、翌年(2018年)のRoad to RIZINキックトーナメントで優勝。チャンヒョン・リー、森井洋介からも勝利を収め、2020年1月大会で秀樹を降してRISEライト級王座に就いた。2020年10月11日には「DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」で優勝。今年2月には白鳥大珠を降している。  直樹(BRING IT ONパラエストラAKK)は今年1月に秀樹を破り第7代ライト級王座に就いて以来の出場が決定。直樹は伝統派空手出身で、2015年RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級で優勝後、独特の間合い操作と当て感の良さでRISEライト級の上位選手として長く活躍。タイトル挑戦まであと一歩まで迫ったり、RISEのメインイベントも務めたりと主力選手の一人だ。2019年11月にはムエタイ大会『スックワンキントーン』でスーパーライト級王座決定戦に勝利し、プロ初戴冠を果たした。「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」では準決勝で優勝候補の白鳥大珠を1R1分30秒、ヒザ蹴りによるTKOで破る番狂わせを演じ、決勝では原口にKOで敗れるもインパクトを残した。  白鳥大珠(TEAM TEPPEN)の出場も決定した。白鳥は那須川天心の盟友で、キックボクシングからボクシングに転向し、8勝(5KO)3敗の戦績を残してキックボクシングにカムバック。2019年2月に第5代RISEライト級王者に輝くと、3月に開幕した「RISE WORLD SERIES 2019 -61kg Tournament」でヘクター・サンチアゴ、セクサン・オー・クワンムアン、梅野源治を下し優勝。世界王者のベルトを巻いた。10月と大晦日にはRIZINで大雅と連戦して2連勝するなど怒涛の12連勝を飾ったが、2020年10月の「RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント」準決勝で直樹に初回TKO負けを喫し、連勝がストップ。今年2月には原口健飛にも判定負けで連敗。しかし、6月27日のRIZIN KICKワンナイトトーナメントで高橋亮、皇治を破って優勝。復活を遂げた。“ブラックパンサー”ベイノア(極真会館)の出場も決定。ベイノアは極真会館の2018年全日本ウェイト制空手道選手権大会・軽量級で優勝した実績を持ち、キックボクシングには2016年5月から出場。デビューから7戦全勝でJ-NETWORKウェルター級王座を獲得後はRISEに主戦場を移し、2018年11月にRISEウェルター級王座を獲得した。2020年7月からはミドル級に階級を上げ、緑川創に挑むも判定負け。10月の宮城寛克戦では鮮やかなハイキックでKO勝ちすると、2月には憂也を延長戦の末に降した。さらに、6月13日の東京ドーム『RIZIN.28』ではMMAに初挑戦、弥益ドミネーター聡志に敗れるも好試合を展開している。  そして、RISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)の出場が決定。6月13日の『RIZIN.28』では1vs3スペシャルマッチを行った那須川だが、公式戦は2月の志朗戦以来、約7カ月ぶりの試合となる。  リングに上がった那須川は「2月に試合して以来のRISEに帰ってきます。僕の前の試合が公式の試合ではなかったので、公式の試合をしてRISEをまた盛り上げたいと思います。僕のキックボクシングの試合は限られていて、あと3試合しかないです。9月、大晦日、そして来年3月か4月のRISEで終わりなので、他の選手たちに何かを残せるように、RISEを引っ張ってもらえるような試合をしたい。相手はまだ分からないですが、誰でも全員ブッ倒したいと思うので期待してください」と挨拶した。  大会終了後、伊藤隆RISE代表は那須川の対戦相手について「日本人です」と日本人対決になるとした。 「天心と話し合いながら決めますが、外国人選手は9月は無理だと思います。あの階級の強い外国人選手はタイ人ですが、タイ人は入国禁止なので9月は間に合わない」とし、「候補は2~3人にあたっています。早急に決めたい。会見も今月末か8月頭までに発表したいと思っています」と、候補はすでにいると話した。
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