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【K-1 DX】芦澤竜誠が20kg差の元アウトサイダー王者を秒殺KO「俺はもうアンチ対決がめんどくさいから。もうやらないんで」

2021/07/17 22:07
 K-1 JAPAN GROUPのオンライン特化型の新ライン『K-1 DX』(ケイワン ディーエックス)の第3回配信「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集Part.2」が2021年7月17日(土)に「ABEMA PPV ONELINE LIVE」にてライブ配信された。 『K-1 DX』はK-1・Krush・KHAOSとは全く異なる、オンラインだからこそ楽しめるコンテンツを目指し、通常の大会では見られない企画やK-1ファイターとYouTuberや一般チャレンジャーの対戦などのエキシビジョンマッチを中心に無観客ライブで実施する。  今回は2020年12月にK-1復帰を果たして1勝(1KO)1敗の芦澤竜誠が、「最近暇なんで」の一言で実施を決定した大人気企画の第2弾。 (写真)序盤に幕の右フックをもらった芦澤【(C)AbemaTV, Inc.】【(C)K-1】 2020年9月に配信された『芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集』では、「ABEMA」格闘チャンネル公式YouTubeにて公開された動画の再生回数が合計960万を突破し、配信前から大きな注目を集めたほか、公募にて決定した3組の対戦相手に対しても、いずれも勝利をおさめ、1vs2などの対戦形式をものともしない戦いぶりが話題となった。  今回は「K-1でチームを作ってやってやる」と芦澤が宣言し、K-1ファイターを引き連れた団体戦にて対戦を行うことが決定。神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)と第2代K-1ヘビー級王者にして元プロボクシングWBOアジア太平洋ヘビー級王者の京太郎(チーム京太郎)がチームを結成した。 『K-1軍団vs不良オールスターズ』と銘打たれたこの対決は、先鋒の神保がドロー、中堅の京太郎がKO勝ちで大将の芦澤につながれた。 (写真)右ミドルで反撃する芦澤【(C)AbemaTV, Inc.】【(C)K-1】 全国200名以上のアンチオーディションで選ばれた芦澤の相手は、元THE OUTSIDER 60-65初代王者にして、芦澤より約20kgも重い幕大輔。今回参加した動機として、芦澤への怒りを理由にあげており、「皆が憧れてるK-1選手なのに、茶番をやって、なにをやってんだ。結局やってることがダサいですよね。弱い者いじめばっかりして、男として格好悪いよ」と、前回の同企画が気に食わなかったという。  前回はホストやYouTuberなどを相手にしたが、今回は格闘技経験者で元王者。しかも体重差は約20kg。危険な戦いになる可能性もあると思われたが、勝負はあっという間についた。  試合時間は2分2R。1R、芦澤がまず左ミドル。距離を取る芦澤がジャブを出して近付いたところに幕の右フックが芦澤の顔面にヒット。すかさず左フックで飛び込む幕だが、芦澤は左ミドルを蹴ってボディへパンチを入れ、さらに左ミドル。身体を丸めて幕が下がったところへ左ミドルを蹴ると、これが顔面にヒットし、ダウンを奪う。 (写真)アンチ対決はこれで終わりにするとマイクアピールする芦澤【(C)AbemaTV, Inc.】【(C)K-1】 カウント9で立ち上がった幕だったが、芦澤が右ストレートから左ハイを蹴ると再び幕がダウン。開始から約40秒、芦澤のKO勝ちとなった。  マイクを持った芦澤は「えっと、幕大輔選手受けてくれて本当にありがとうございます。一個言いますけれど、頭突きありとか寝技だったら100%勝てないので、受けてくれてありがとうございます。あと、朝倉未来選手が強いから今アウトサイダー、アウトサイダーってなってるけれど、アウトサイダーはどこまでいってもアマチュアなので。こうなるんで。俺はもうアンチ対決がめんどくさいから。もう分かったでしょ、これで。もうやらないんで。俺がプロのリングで9月20日、横浜アリーナみんな楽しみにしてくれ。もっとヤバい試合してやるから」と、アンチとの対決はこれで最後にすると話した。『芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集 Part2 ーK-1軍団VS不良オールスターズー』は「ABEMA PPV ONELINE LIVE」にて7月7月31日まで視聴可能だ。
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