2019年10月の試合を最後に、国内での試合が決まらない女子MMAファイターの中井りん(修斗道場四国)が、自身のSNSにてUFCおよび北米のMMA団体へ出場をアピールした。
中井はまず7月6日に「私はUFCに出場したいと想い続けている。私の目標はUFCチャンピオンでしかない。アメリカで練習したい。私はUFCに出場する実力はある」と『UFC』のハッシュタグを付けて英文でアピール。
(写真)現在のところ最後の試合となっている2019年10月のダイヤモンドローズ・ザ・ロケット戦。試合前日という異例の緊急参戦ながら勝利した UFCには2014年9月に参戦し、当時女子バンタム級2位のミーシャ・テイトに判定3-0で敗れ、プロ18戦目で初黒星を喫した。2016年3月の日本大会ではレスリー・スミスにも判定3-0で敗れて連敗。これでUFCでの活動を終えたが、当時のUFCには女子フライ級(-56.7kg)がなかったため、1階級上の女子バンタム級(-61.2kg)での参戦であった。中井はその後、国内に復帰してパンクラス、RIZIN、DEEP、DEEP JEWELSで試合を行ってきた。
8日には「北米へ」と題して「コロナウイルスの世界的影響の分は時間を戻して下さい。私は試合に出場したくて堪らない。私を試合に出して下さい。私は実力に自信がある。私はやる気満々でコンディションは良い」と、Bellator MMAやINVICTA FCなどに代表される北米MMAへの参戦アピールを英文にて掲載。いつでも試合に出られるとアピールした。
中井はMMA戦績22勝2敗1分。黒星はUFCで喫した2敗のみで、レコード的には北米MMAが興味を示すのに十分ではあるが、この参戦アピールは届くのだろうか。