試合翌日、腫れあがって変色した顔でのインタビュー動画で心境を語った皇治。特に右目付近の腫れがひどく骨折しているという(皇治チャンネルより)
2021年6月27日(日)丸善インテックアリーナ大阪にて開催された『RIZIN.29』の「RIZIN KICKワンナイトトーナメント」で、1回戦の梅野源治戦はノーコンテスト、特別措置で決勝戦へ進出して白鳥大珠に敗れて優勝を逃した皇治(TEAM ONE)。
試合後のインタビューでは引退を示唆するような発言も聞かれたが、試合翌日の28日(月)に自身のYouTubeチャンネル『皇治チャンネル』にてインタビュー動画を公開。3分28秒という短いものだが、現在の心境を語った。
腫れた顔が痛々しい皇治だが「全ての方に申し訳なかったなと凄く思っていますし、やっぱり梅野選手に一番申し訳なかったかなと思っています」と話し始める。
梅野には「今日の昼に会いに行きましたね」と直接会い、「自分が謝るところはしっかり謝って、お話をさせてもらいました。たくさん喋ったんですけれど、内容はあまり言えないですけれど、男らしい方でしたね。申し訳なかったと伝えました」と本人に謝罪したという。
白鳥戦については「強かったですよ、普通に。そんな感じですね」と特には触れず、腫れあがった右目のことを聞かれると「これなんか折れたみたいですね。1Rに何かもらったんですかね。手術するらしいですけれど自分の怪我なんかどうでもよくて。梅野選手にしっかり治してほしいですね」と、眼窩底骨折だと思われ手術が必要だというが、梅野のことを気遣った。
そして今後の進退について聞かれると「まあ、そうですね…自分の進退がどうこうって話ではないので。スポンサーさん、たくさんの人たちのおかげで出来た大会なので、そこをしっかり盛り上げられなかったのでそこをしっかり謝罪したいと思いますし、進退どうこうの話じゃないですかね、今は」と、自分の話は二の次だとして明確な答えは出さなかった。
最後にはファンへのメッセージとして「ファンがいてくれて今がありますし、そのファンにRIZINに来てから何も返せていなくて。申し訳なく思っていますけれど、決してすねているとかではなくてこれは全部俺の人生なのでしっかり受け止めてやっていくので、ファンにはどこかで恩返しできるように頑張るのでまた見ていてくれたら嬉しいなと思います」と語った。(続報あり)