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5月18日(土・現地時間)に韓国・済州島ハラ体育館で開催される『ROAD FC 053』にて、無差別級戦 ジェロム・レ・バンナ(フランス)vsアオルコロ(中国)が追加発表された。
46歳のバンナは2017年10月にRIZINでロッキー・マルティネスに1Rスカーフホールドで一本負け以来、1年7カ月ぶりのMMA戦。キックボクシングルールでは、2019年3月のHEATで楠ジャイロを2R、右ローキックでTKOに下している。
バンナの半分の年齢、23歳のアオルコロは、“カンフーパンダ”の異名で知られる通り、中国拳法と散打をバックボーンに持ち、160kgの巨漢ながらハイキックまで繰り出す俊敏さと見切りの良さを持っている。2016年4月にチェ・ホンマンに敗れて以降はひとつのコーコテンストを挟み5連勝中だ。
バンナとアオルコロはともにサウスポー構え。近年は自身より身長が小さな選手との対戦が多かったアオルコロだが、今回は長身からしっかりジャブ&ローも突くバンナを相手に、これまでのように低い手の構えで戦えるか。体重では大きく上回るため、バンナにとって鬼門の組み技で勝負も考えられる。
なお、同大会では、3回の地域トライアルと国際トライアル後、16人のファイターがROAD FC 100万ドルライト級トーナメント「ロード・トゥ・アソル」に臨み、勝ち上がったトーナメント覇者マンスール・ベルナウイが、ROAD FCライト級王者クォン・アソルと対戦。
また、同じライト級で2018年7月にチャンタモこと林完が金的蹴りを受け試合続行不可能となり、2R途中までの判定で勝利したシン・ドングクとの再戦も行われる。フェザー級ではパク・ヒョンギュとヤン・ジホが、90kg契約試合でイム・ドンファンとキム・ティンが対戦する。