GRACHAN、BRAVEジムの看板を背負って勝ちたい
──今回はGRACHANのチャンピオンとして出場し、トーナメントには様々な団体の王者が出場しますが、意気込みを教えて下さい。
「本当に名誉ある大会のトーナメントメンバーに選ばれて光栄です。しっかり自分もベルトを巻かせていただいているGRACHANのチャンピオンなので、負けること自体が考えられないと言うか、王者の強さをしっかり試合で見せていきたいと思います」
──両者の共通する部分として、所属するジムに対する気持ちが強いかとと思います。BRAVEと稲垣組でお互いのジムの看板を背負うことは今回の試合のモチベーションになりますか。
「なります。先輩方が試合をして大きな結果を残しているので、そのなかで自分も選ばれて出場するわけなので、下手な試合はできないですね。看板を背負って勝ちたいし、結果を残します」
──勝った場合、他に戦ってみたい相手はいますか。
「本当は石渡(伸太郎)さんとも試合をしてみたかったのですが、井上直樹選手と試合をして残念な結果に終わったので、そこはあんまり考えていないです。とりあえず次戦しっかり勝って、そこから決めようと思います」
──宮田和幸代表からは今回の試合に向けて、何か言葉はもらいましたか。
「宮田先生からは『とにかく自分の持っているものを全て出さないと絶対に負けるから。場数を踏んでいる相手の方が強いし、練習に対して俺の言っている指示の技を出さないと絶対に負けるよ』ということは、本当に強く言われています。そういうちょっとした細かいところも、すごい指摘されましたね。そういったすべてを打ち込みから全部出さないと、自分に勝機は無いんだなと。そのくらい率直に、ズバッと言われましたね」
──宮田代表に発破をかけられたわけですね。
「はい。逆にその真剣さはめちゃくちゃ伝わりましたね」
──試合でのゲンかつぎはありますか?
「前回のタイトルマッチの時に、宮田先生おすすめのサムゲタン(参鶏湯)屋があって行ったのですが、そこで食べたサムゲタンが身体に染み渡って、すごく回復したので、なのでサムゲタンですね。良いじゃないですか、ああいう韓国料理って。鰻とかおじやというのもありますが、自分はサムゲタンがしっくりきて、今回もサムゲタンを食べようと思います」
──尊敬している・目標としている選手はいますか。
「やはり宮田先生、尊敬する先輩はたくさんいますけど、誰を選ぶかというと正直ないですね。武田さんにしろ芦田(崇宏)さんにしろ学ぶことが多いので、吸収できるものは全部吸収しています」
──肌の色はまだ黒くないですが、これから追い込むのですか。
「これでも1回焼いたのですが、既に背中が痛いので、慣れてないから(苦笑)。でも、もう一回行こうかなと思います。相手選手も黒いので。黒いのが良いことなのか分かってないですが、僕ももう一回、焼きに行きます」
──入場曲などは決まっていますか。
「僕の入場曲はいつもPerfume(「Dream Fighter」)なので、今回もPerfumeをRIZINの会場でも流そうと思います」
──最後にメッセージをお願いします。
「今回は初出場ですが、いろんな方から応援メッセージを頂いていて、地元の方や格闘技関係者の方々から僕に対しての応援メッセージを頂いて、本当に感謝しかないです。そういう感謝の気持ちを試合で勝って、恩返しをしたいので、今回は本当に何が何でも勝ちに、頑張ります」