契約体重64.0kgを1.50kgもアンダーで計量パスしたKINGレイナ。復帰戦も勝利でクリアーできるか
2021年6月20日(日)東京・ニューピアホール『skyticket Presents DEEP 101 IMPACT ~20th Anniversary~』の前日計量が、19日(土)都内にて14:00より行われた。
セミファイナル(第7試合)DEEPJEWELS 64kg以下5分3Rで対戦する、KINGレイナ(フリー)は62.50kg、東陽子(リバーサルジム新宿Me,We)は63.70kgで計量をパス。
レイナは2020年9月20日の前戦『DEEP 97 IMPACT』で熊谷麻理奈と63kg以下契約のキックボクシングルールで再戦も、前日計量でレイナが初回計量1.9kgオーバー、さらに3時間以内の再計量で1.5kgオーバーと大幅な体重超過。レイナに減点2とイエローカード2枚提示で試合は行われ、レイナの判定負けとなった。その後、DEEPの佐伯繁代表は最低半年間の出場停止処分にすることを告げ、8カ月の出場停止(当初今大会は5月5日に行われる予定だったが緊急事態宣言の影響で延期)を経て今大会で復帰戦を迎える。
ウェイトトレーニングとヴィーガン生活で体調を整え、無事に復帰戦を迎えることになったレイナは「どうと言うこともありません。やってきたことが当たり前に出るだけ。練習通りやるだけかなと思いますね。作戦通りになると思う」と、計量同様やってきたことがそのまま試合に出るとインタビューに答えた。
対戦する東は柔道で2002年全国高等学校選手権優勝、2003年フランスジュニア国際大会3位などの実績を持ち、2017年12月にパンクラスでプロMMAデビュー。シェンディ・ソロモン、キム・ヨンギなど外国人選手にも勝利を収め、戦績は5勝2敗。レイナと同じ柔道ベースだが、柔道の実績ではレイナを大きく上回る。
しかしレイナは、「相手はデビュー戦で私がやったことある相手(キム・ミョンボ)とやって互角の試合をしていて。私は一本取って勝っているので問題ないかなと。作戦もありますし、流行っていることもやります」と、実力差があると自信満々。おそらくカーフキックと思われる流行技を使うことも予告した。
(写真)計量後、インタビューを受けるレイナ。レポーターは第3代K-1フェザー級王者・江川優生の姉でモデルの江川紗理奈