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レポート

【RTU】初日の日本勢は1勝4敗で田嶋椋のみが勝ち上がり。フェザー級マンゴスが栁川のギロチン凌いでヒザ蹴りTKO、青井がダウン奪うもヨンジェに一本負け。バンタム級・田嶋がスプリット判定勝ち、南がマードックの肩固めにタップ、宮口が体重超過のコレンに一本負け

2026/05/28 19:05
 2026年5月28日(木)日本時間19時から、中国・マカオのギャラクシー・アリーナで『ROAD TO UFC シーズン5』「オープニングラウンド」(U-NEXT配信/UFC Fight Pass配信)が開催された。RTU初日の日本勢はフェザー級で栁川唯人、青井人、バンタム級で南友之輔、田嶋椋、宮口龍鳳が出場し、1勝4敗。田嶋のみが勝利し、準決勝に進出した(※RTU5 2日目の試合リポート)。 5月28日『ROAD TO UFC シーズン5』Day1 速報 ▼ライト級 5分5R ※選手名から前戦〇ロン・ジュー(中国)28勝6敗(UFC 4勝3敗)156lbs/70.76kg[1R 1分10秒 TKO] ※右カーフ→左フック×ビクター・マルティネス(米国)13勝7敗(UFC 0勝3敗)158lbs/71.67kg ※体重超過  1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローのロン・ジュー。マルティネスは右回り。ロン・ジューは左インロー。さらに2発目のカーフにダウンしたマルティネス。  立ち上がるがダメージは明らか。ロン・ジューはさらに右カーフ、そしてワンツーの右から左フックでダウンを奪うと、カーフも効かされているマルティネスは立てず。レフェリーが間に入った。  試合後、シティキックボクシングのチームの面々に感謝の言葉を述べたロン・ジューは、豪州に乗り込んでクイラン・サルキルドと戦いたい、と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇シエ・ビン(中国)15勝6敗 145lbs/65.77kg[1R 2分05秒 TKO] ※右ストレート→右アッパー×ユディ・チャハヤディ(インドネシア)8勝3敗 144.5lbs/65.54kg  1R、右カーフのシエ・ビン。チャハヤディは左関節蹴りを見せる。右カーフの蹴り合い。さらに右カーフのチャハヤディ。ワンツーのシエ・ビンは組んで首相撲ヒザ。  離れたチャハヤディは右ミドル、そこにシエ・ビンは右オーバーハンド! 顔面にもらって動きが止まり下がったチャハヤディにさらに右! うずくまったチャハヤディは鼻血を流しながら左目を押さえた。  試合後、シエ・ビンは「ネバーギブアップ! このフィニッシュはUFCも気に入ってくれるだろう。それにボーナスも」と笑顔で語った。 [nextpage] ▼フェザー級(65.8kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇ジョージ・マンゴス(豪州)9勝1敗 145.5lbs/66.00kg[1R 3分19秒 TKO] ※ヒザ蹴り×栁川唯人(日本)8勝2敗 145.5lbs/66.00kg  栁川は、現PANCRASEフェザー級王者。公務員(消防官)という安定を捨て、格闘技に人生の舵を切り挑んだ6月のPANCRASEで難敵・平田直樹を撃破し、チャンピオンシップに。シェイドゥラエフのスパーリングパートナーのカリベク・アルジクル・ウールを1R 右フックでTKOに下し、王座についた。「優勝候補のマンゴスよりカリベクの方が強い」と自信を持ってRTUに参戦する。  RTUで猛威を振るう豪州から参戦のマンゴスは、HEX Fight王者。DWCS2025ではカナダのラドレイ・ダ・シルバに判定負けで契約ならず。24年11月のHEXではPANCRASEやGLADIATORで10勝3敗の冨田翔市を右ハイキックでKOに下している。  1R、先に右カーフも空振りの栁川。長身オーソのマンゴスの左右に組んで四つに組む栁川。押し込むマンゴスに足腹の栁川。崩れたマンゴスだが戻す。左小手の栁川はヒザ。マンゴスは右で差すが足払いで崩した栁川はバック狙いも右で差しているマンゴスがトップに。  立つ栁川はマンゴスのバック狙いを正対しギロチンチョーク! クローズドに入れて絞めるが、マンゴスは徐々に首を抜くと、栁川も下から足関節のトランジションで立ち上がり。  詰めるマンゴスはケージ背にする栁川に左ヒザをレバーに。さらに右ヒザをみぞおちに突くと、栁川はひざまずいてダウン。パウンドにすぐにレフェリーが間に入った。優勝候補の呼び声高いマンゴスがTKO勝ち。栁川も組みでは攻防の展開を作ったが、最後まで落ち着いてフィニッシュしたマンゴスがワールドクラスの強さを見せた。  終始落ち着いていたマンゴスは「退屈な試合をしたくない。すべて1Rでフィニッシュする。これが最初の1Rフィニッシュだ」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級(65.8kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇アヘジャン・アイリヌアー(中国)17勝3敗 145lbs/65.77kg[判定3-0] ※30-27×3×イム・クァンウ(韓国)5勝2敗 145.5lbs/66.00kg  1R、ともにサウスポー。カーフを打つアイリヌアー。バランスを崩したクァンウだが、ワンツーを入れる。シングルレッグのアイリヌアーに尻を着いたクァンウだが、すぐに立ち上がる。  押し込んでテイクダウンを狙うアイリヌアー。ボディロック、さらに肩パンチから支釣込足でテイクダウン。サイドを取るアイリヌアー。背中見せて立とうとするクァンウにパウンド。立ち上がるクァンウにバッククリンチ。リフトしてテイクダウンするとバックマウントを狙う。テイクダウンからバック、リストコントロールで逃さないアイリヌアー。  2R、カーフに右を狙うクァンウは左右から組んで両差しも、かんぬきのアイリヌアーは肩パンチで押し込むと反り投げでクァンウにヒザを着かせてがぶり。ギロチンでめくってトップ、マウントに。  足戻し立つクァンウにダブルレッグのアイリヌアー。がぶったクァンウはダース狙いも、ケージまで押し込むアイリヌアーに、クァンウは横三角へ。脇を開けて頭を抜いたアイリヌアーがトップマウントも、クァンウは左で差してバックに。リアネイキドチョーク狙いブザー。  3R、ワンツーで前に詰めるクァンウにケージ背にシングルレッグのアイリヌアー。鉄槌でがぶろうとしたクァンウの足首を掴みバックを奪う。さらにケージに座ったクァンウにショルダーアタック、足首を踏みつける。  嫌ったクァンウの立ち上がりに両差しからダブルレッグテイクダウンのアイリヌアーはセコンドの声に笑顔。立ち上がり際にバックから投げて亀のクァンウを背後から足首を踏むアイリヌアー! ブザー。  判定3-0(30-27×3)のフルマークでアイリヌアーが勝利。今大会、中国勢初の1回戦突破に。 [nextpage] ▼バンタム級(61.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×南 友之輔(日本)6勝1敗  135.5lbs/61.46kg[3R 3分46秒 肩固め]〇カシブ・マードック(ニュージーランド)8勝0敗 135lbs/61.24kg  剛柔流空手出身、全空連・WKFルールでジュニア世界大会3位の南は、1月に暫定王座決定戦で吉田開威と対戦予定だったが負傷欠場、6月大会で復帰し、BLACKCOMBATバンタム級2位だったパク・ソンジュンを相手に判定3-0で勝利。5勝無敗でGLADIATORバンタム級王座についた。11月にはルキヤの挑戦を3R TKOで退け、初防衛に成功している。  マードックは、ニュージーランド出身の豪州HEX王者。アマチュア11戦無敗でプロでも7勝無敗でオーソからの打撃と粘り強い組みで5KO・TKOをマークする強豪だ。  1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローのマードックに左ジャブの南。インローのマードック。スピーディーなワンツーを当てる南。被弾しながらも組むマードックを切る南。  ワンツーに尻を着くマードック組みを切って回る。マードックの入りに左ジャブ右。マードックはシングルレッグから背中を着かせてトップに。  ケージに背を立てる南に右のパウンドのマードック。立とうとする南に四つから再び崩して右で差してヒジ打つマードック。ケージを使って立った南。ハイクロッチのマードックは引き出してテイクダウン。立つ南を再び崩してマウントからヒジ! ここも足戻して立つ南。  片ヒザの南に左足をかけるマードック。崩してボディヒザでブザー。  2R、ワンツーを先に打ち込む南。縦拳のジャブ、右オーバーハンドも。左ミドルのマードック。組みの動きも切る南。右を突くが、そこに組んだマードックはテイクダウン。ケージを掴んでしまう南に「減点」のコール。  左枕で寝かせるマードック。ケージを蹴って亀に戻した南、被弾しながらも立ち上がるが、ボディロックテイクダウンのマードック。左リストをコントロールしてパウンド、ヒジ。亀になる南を引き出して崩す。座る南だが動けず。マードックはリアネイキドチョークを狙いつつ背後からパウンド連打!  何とか動く南はリアネイキドチョークは入れさせずも仰向けになることでマウントを許す。後ろを向いた南の身体を伸ばすマードックはパウンド連打! 止められてもおかしくない状況もブザー。  3R、南の右に合わせて組んだマードックがボディロックテイクダウン! ハーフになる南を剥がしてヒジ。ニアマウントでパウンド! 南は亀になるが立てず。引き出してパウンドするマードック。ヒザまで立てるが、手首をコントロールされて寝かされる南。パウンドのマードックは鉄槌も。  レッグドラッグから強いパウンドのマードック。手首をコントロールされて亀で動けない南。最後の力を使って起き上がろうとする南だが、サイドバックからパウンドのマードックはみたび寝かせて肩固め! 耐えた南だがタップした。 [nextpage] ▼フェザー級(65.8kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×ラガジン(中国)11勝2敗 145lbs/65.77kg[判定1-2] ※28-29×2, 29-28〇ダギースレン・チャグナードルジ(モンゴル)11勝2敗 145lbs/65.77kg  1R、ともにオーソドックス構え。左の蹴り合いから詰めるダギースレン。ラガジンは右オーバーハンドもかわすダギースレン。さらに左ミドル。後ろ廻し蹴り。ラガジンは右オーバーハンドも単発。  シングルレッグのダギースレンはボディロックテイクダウンから得意の右足をかけての引き込みも足を抱えてトップ狙いのラガジン。ここで頭を上げて下にならず立ってバッククリンチはダギースレン。正対して離れるラガジン。  ダギースレンの左に右オーバーハンドで飛び込む。さばいたダギースレンは左前蹴り。ラガジンは右跳びヒザ狙い。右カーフのダギースレン。ラガジンはノーモーションの右から右の足払いも崩れないダギースレン。スイッチして左から右オーバーハンドを突く。  2R、右カーフのラガジン。ダギースレンは左から右フックで前進。そこにカウンターのヒザを狙うラガジンだが、組んだダギースレンはシングルレッグも取り切れず。離れる。  ローシングルでテイクダウンのダギースレン。下になったラガジンは腕十字狙いも腕を抜いたダギースレンに、立つラガジンは右を当てる。さらに右ボディ、左から右! 右の強打で前に出るラガジン。ダギースレンの打ち返しをかわす。  右ストレートから左ハイを見せるラガジン。ダギースレンは消耗か。ラガジンは左三日月蹴りを腹に。ダギースレンの組みを切り、圧力をかけて左右を振るがダギースレンもかわす。  3R、前に出るダギースレンに右回りのラガジン。追うダギースレンには右ミドル。ラガジンは右ストレート。ダギースレンは左右からアッパーも。ブロッキングのラガジンは左ミドル。さらに蹴りにカウンターの右を当てたダギースレン。  しかしラガジンは組みから放して左右をまとめる。右から歩いて左ハイに繋ぐダギースレン。ラガジンのガード上に左右をまとめる。さらに前進にラガジンは右イhザ。左から右のダギースレン。ジャブを入れたラガジンに、組んでテイクダウンのダギースレンがパウンドをまとめてブザー。  判定2-1(29-28×2. 28-29)でダギースレンが勝利。「コーチの指示を聞けたのが勝因、最後にテイクダウン、パウンドを狙った」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級(61.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R〇ラビンドラ・ダント(ネパール)10勝1敗 135lbs/61.24kg[2R 4分37秒 TKO] ※パウンド×キンバート・アリトゾン(フィリピン)7勝4敗 133lbs/60.33kg※マティ・イアン(豪州)4勝0敗  1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかけるダントは組んで左小手&内股で投げも、戻すアリントゾン。なおも組むダントを切るアリントゾンはダントの左右に体を入れ替え組みも、切り返したダントが上に。立ち上がり際にヒザを突くがローブローに。  中断、再開。左で飛び込むダントに組むアリントゾン。切って左ハイのダント。アリントゾンも左フック、右インロー。スイッチしれの左ハイから右を突くダントの組みをがぶってバックを取りに行くアリントゾンだが足がかからず。それでもすぐに立ち詰めるのはアリントゾン。  2R、右アッパーを狙うアリントゾンを浴びせ倒してマウントのダント。ケージを蹴って亀になるアリントゾンを寝かせて肩固め狙い、さらにマウントからヒジ、パウンド。バックからパンチ。右足で二重がらみに。正対してきたアリントゾンを寝かせてハーフで上に。左右を落とすダント。  腕十字を狙うアリントゾンにダース狙いからマウントでパウンド! 場内から大歓声。後ろを向いたアリントゾンだが正対。ダントの右のパウンド連打にレフェリーが間に入った。  ネパールのダントがTKO勝ち。「試合を受けてくれてありがとう。母国ネパールにも感謝したい」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級(61.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×ティ・ハイタオ(中国)18勝7敗 135.5lbs/61.46kg[判定1-2] ※29-28, 28-29×2〇田嶋 椋(日本)11勝3敗 135lbs/61.24kg  田島は、PANCRASEバンタム級王者。25年6月に当時負けなしの新鋭・山木麻弥に完勝。12月の王座決定戦でかつて判定で敗れた井村塁を相手に1R 右ストレートからのパウンドでTKO勝ちし、ベルトを巻いている(※田嶋インタビュー)。  ティ・ハイタオは、18勝6敗。昨年のRTUに選出されていたものの欠場。18勝中17のフィニッシュ(7KO・TKO、10一本勝ち)を誇るフィニッシャー。11月の前戦では中村倫也に1R 一本負けしたググングスマンを176cmのリーチを駆使したインサイドガードからのヒジで1R パウンドアウトしている。  1R、ともにオーソドックス構え。先に右ローは田嶋。ティ・ハイタオは左ミドル。田嶋は右ローで徐々に詰める。ティ・ハイタオもオーソから左ミドルを返す。左ジャブのダブルの田嶋が圧力をかける。フェイントをかけてジャブを当てる田嶋。  右ハイで崩した田嶋にすぐに立ち上がるティ・ハイタオが組んでテイクダウン。大歓声のマカオ。しかしすぐに立つ田嶋はケージ背に平手ではたき離れる。  ティ・ハイタオの右オーバーハンドが届くなか、田嶋は左の蹴りを掴むが残す。離れて左ジャブを突く田嶋。右前蹴りを見せる。ティ・ハイタオに圧力をかけて右もかわされる。  2R、右カーフで田嶋のバランスを崩したハイタオ。詰めてジャブからダブルレッグへ。すぐに立って差し替えて体を入れ替える田嶋だが、ハイタオも回して押し込み。離れ際に右ヒジを突く。  詰める田嶋にハイタオは右カーフ。左右はかわした田嶋は左のダブルから右ストレート、右カーフもそこに右を狙うハイタオ。左ボディストレート。田嶋の打ち終わりに素早いリターン。  右カーフを互いに当てるが、ハイタオの右カーフに崩れた田嶋。すぐに立ってバックに乗るが、落としたハイタオ。田嶋は下から足関節狙いも左パウンドのハイタオに立つ田嶋。  右カーフを効かせるハイタオ。続く右カーフにシングルレッグテイクダウンの田嶋はチョーク狙いも落とされた田嶋。そこで後ろ手を掴んで三角絞めを狙うが、上体を起こしたハイタオがパウンドでゴング。ハイタオのラウンド。  3R、先に右オーバーハンドから入る田嶋。ダブルレッグを切った田嶋はバック狙いも立つハイタオは右カーフ。左ジャブ。左ミドルのハイタオ。シングルレッグの入りに左ジャブを当てるが、前に出る田嶋は右を交錯。返しが速いハイタオにダブルレッグテイクダウンの田嶋! ここも後ろ手を掴むが、上体を起こしたハイタオ。田嶋もすぐに立ち上がる。  スタミナは田嶋。左から右オーバーハンで前に。ハイタオのシングルレッグを切る。右オーバーハンドのハイタオに、田嶋はジャブを刺す。左から右オーバーハンドのハイタオに田島は右!  さらに右で前に出るとハイタオの右を潜ってダブルレッグ。ここは切ったハイタオ。打ち合いに持ち込む田嶋は左を強振も当てられず。ブザー。  1Rは拮抗、2Rはハイタオ、3Rは田嶋。判定は2-1(29-28×2, 28-29)で田嶋が勝利。「中国の方々の応援のなかで勝てて最高。感謝を。1勝を日本人として勝ったのでみんなで優勝しましょう」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級(65.8kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×青井 人(日本)16勝7敗1分 145lbs/65.77kg[2R 3分39秒 リアネイキドチョーク]〇ソン・ヨンジェ(韓国)10勝1敗1分 145.5lbs/66.00kg  青井は、DEEPフェザー級王者。16勝6敗1分の29歳で、2024年3月に『ROAD TO UFC シーズン2』に出場した神田コウヤにスプリット判定勝ちで王座獲得。  24年12月に元王者の芦田崇宏を2R KOに下すと、25年5月の『ROAD TO UFC』フェザー級1回戦でユン・チャンミンにスプリット判定で惜敗。9月21日のDEEP大阪で、ZFNで河名マストとも対戦したチェ・ソンヒョクに判定勝ちで再起を遂げると、12月大会でフェザー級GP優勝の水野新太に判定勝ちで王座防衛に成功している。  ソン・ヨンジェは、AFCバンタム級王者、同フェザー級暫定王者。19年6月、ソ・ジンスを3R TKOで戴冠。プロMMA全フィニッシュの6勝無敗で24年、ROAD TO UFCフェザー級トーナメントに参戦。5月の1回戦で河名マストに判定負けで初黒星。24年11月にホームのAFCで高木亮(※高木凌とは別人)を1R パウンドで沈め、再起。25年5月にはRIZIN韓国大会で中原由貴にも3R TKO勝ち。26年3月のAFCで鈴木琢仁を1R 右フックでTKOに下し、対日本人3連勝中。  ともに2度目のRTU出場。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るソン・ヨンジェに青井はレベルチェンジから右カーフ。右ストレートを突く。右オーバーハンドのソン・ヨンジェに右を合わせに行った青井に、組んだソン・ヨンジェは左で差して押し込み。体を入れ替えシングルレッグテイクダウン。ケージ掴みで尻を着いて再開も立つソン・ヨンジェをボディロックテイクダウンの青井。  ここもすぐに立つソン・ヨンジェにバッククリンチの青井は右足をかけて崩す。  離れた青井。左ジャブのソン・ヨンジェ。青井は右の後ろ廻し蹴りを見せる。ソン・ヨンジェの左ジャブに左オーバーハンドの青井! テンプルに受けたソン・ヨンジェがダウン! サイドバックから殴る青井も力を使いすぎず。  ケージまで歩くソン・ヨンジェの小外で崩すが、離れるソン・ヨンジェ。青井は右オーバーハンドを突く。  2R、前に出るソン・ヨンジェ。圧力をかけたソン・ヨンジェに後方にバランスを崩した青井だが蹴り上げから立ち上がり、シングルレッグからボディロックテイクダウンも、グラウンド状態の青井にソン・ヨンジェは反則の右ヒザ蹴り。中断。  時間いっぱい使わずに再開。ソン・ヨンジェに「減点」。ともに左の蹴りを打ち合い、左から右のソン・ヨンジェ。青井は左ジャブ。ソン・ヨンジェの入りに右カウンターを狙う青井は、近くなると右で差しての首相撲ヒザ。シングルレッグに移行。ダブルアンダーに。崩すも残すソン・ヨンジェに右バックエルボー!  圧力をかけるソン・ヨンジェ。青井の組みに右アッパーを狙うが、バッククリンチから組んで崩した青井。そこで切り返してトップのソン・ヨンジェは、バックを奪うと後方にひきずり込みながらすぐさま腕を巻きリアネイキドチョーク! 青井がタップした。ソン・ヨンジェは逆転勝ち。  試合後、ソン・ヨンジェは「RTUに再び参戦し、グラップリングとスタミナを強化した。いいパンチをもらったけど冷静に戦えた」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級(61.2kg以下)トーナメント1回戦 5分3R×宮口龍鳳(日本)7勝1敗 135lbs/61.24kg[2R 4分00秒 リアネイキドチョーク]〇チュングレング・コレン(インド)8勝2敗 139.5lbs/63.28kg ※体重超過※シン・ユミン(韓国・6勝1敗)が欠場  宮口は、2025年度修斗新人王。フルコンタクト空手をベースに7勝無敗、6KO・TKOの打撃力を誇る。25年5月に野尻定由を1R KOに下すと、11月大会で石原“夜叉坊”暉仁からダウンを奪い合う激闘の末に判定勝ち。  今回、もともと宮口の対戦相手はシン・ユミン(韓国)だったが欠場。既報通り、チュングレング・コレン(インド)が代替選手となっていたが、そのコレンが139.5lbs(63.28kg)と規定より3.5ポンド(1.58kg)の大幅体重超過に。27日にフェイスオフは行われたが、トーナメント1回戦がどのような扱いになるか。  スクランブル参戦のコレンはレスリングベース。インドのMatrix Fight5連勝でバンタム級王座防衛も、25年8月の前戦で今回のRTUにも出場のラビンドラ・ダントに3R TKO負け。  1R、ともにオーソドックス構え。宮口は右ローから。コレンの右ローに左ローが交錯。右ロー、左ジャブの宮口。コレンの左右を左回りでさばくと左ジャブ。コレンの右オーバーハンドをかわすと、左前蹴り。左インロー。コレンはダブルレッグ。ヒザ蹴りの宮口。ケージ背に右小手。クラッチしたコレンにヒザ。  ボディロックから崩してバッククリンチのコレンに正対した宮口。押し込みながら右を突くコレンに宮口は右小手で回してヒザで離れる。  宮口のジャブに右オーバーハンドを合わせるコレンは右ローも当てる。コレンの右オーバーハンドをかわした宮口は左ボディ、左ハイ。さらに右ロー。しかし詰めるコレンのダブルレッグテイクダウンに大きな歓声が沸く。  2R、左ジャブの刺し合い。届かせるのは宮口。ジャブのコレンに左ボディの宮口は左ミドルも腹に突く。プレッシャーをかけるコレンの入りに右を合わせた宮口! 崩れたコレンだが、すぐに戻すと詰めて前進。右を当てて左!  後方にダウンした宮口にマウントからパウンド、何とかケージまで這う宮口だが効いている。立つ宮口だが、なおもボディロックで崩すコレン。立つ宮口を投げて亀の宮口のボディにヒザ! 立つ宮口を投げてバックからリアネイキドチョーク! 足はかかっていないが、喉下に腕。効かされていた宮口はタップした。  体重超過で一本勝ちした代役のコレンは「宮口、試合を受けくれてありがとう」と語った。
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