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【K-1】GMOインターネットグループのNFT事業にコンテンツ提供、武尊「この事業を通して、一緒に格闘技界を盛り上げていけたらいいなと思っています」

2021/06/16 21:06
【K-1】GMOインターネットグループのNFT事業にコンテンツ提供、武尊「この事業を通して、一緒に格闘技界を盛り上げていけたらいいなと思っています」

K-1がGMOインターネットグループのNFT事業にコンテンツを提供していくことが発表された (C)Adam byGMO

 2021年6月16日(水)都内にて行われた「Adam byGMO」記者発表会にK-1スーパー・フェザー級王者の武尊、中村拓己K-1プロデューサーが出席。「K-1のNFTにおける可能性」をテーマにしたスペシャルトークセッションに参加した。会見には地上波5局6番組、約56媒体が取材に訪れ注目度の高さを表した。


「Adam byGMO」はNFTにおける圧倒的 No.1 のマーケットプレイスを目指し、8月に提供開始を予定しており、株式会社M-1スポーツメディアは「Adam byGMO」にK-1コンテンツの提供を計画している。今後はNFTを通じてコンテンツビジネスに革命を起こそうとしているGMO アダム株式会社と協力し、NFT事業におけるK-1コンテンツの可能性を探り、新時代のコンテンツ創りに挑戦していくという。


 NFTの仕組みや、マーケットプレイス『Adam by GMO』の説明を受け、K-1でどのような可能性があると思ったかと聞かれた中村Pは「僕たちは2014年の11月に新しい組織(K-1実行委員会)を作って、新しいK-1を運営してきました。自分たちがやっている試合や大会がどうファンの皆さんや見ている人たちに伝わるかに力を入れていて、そういった中で新しいトレンドだったり、技術やテクノロジーを取り入れて大会をやってきました。今回、ブロックチェーン、NFTのお話を聞いた時に、今まで僕らがやってきたこと以上のことがこのNFTを通してできるんじゃないかなと思って、凄くワクワクします。NFTではNBAのデジタルトレーディングカードが凄く人気だと聞きました。スポーツとNFTは凄く相性がよくて、K-1もNFTを通してまだまだ僕たちが伝えきれていない魅力や面白さを、皆さんに見せられるんじゃないかと思いました。そしてそれをGMOさんと一緒に取り組んでいけることを嬉しく思いました」と答えた。


 武尊には、アグレッシブに攻め続けるファイトスタイルだが、KOシーンというのは印象に残るものかとの質問があり、「そうですね。判定決着って一般の人には分かりにくいじゃないですか。どちらかが倒れていて、どちらかが立っている図式が一番わかりやすいし、KOは試合の勝敗よりも心に残るものなので、僕はそれを意識した戦いをするようにしています。このNFTを通して選手の魅力だったり、一人ひとりの試合スタイルだったり、選手の性格も違うし、もっともっと人に伝えられたなというのはありますね。あとはK-1だけじゃなくて格闘技界全体を盛り上げていきたいという気持ちがあるので、こういう事業を通して、一緒に格闘技界を盛り上げていけたらいいなと思っています」と回答。


 続いてK-1が今後、試合の中継や配信などで取り組んで行く演出で、NFTと相性が良さそうなアイデアなどはあるかと聞かれた中村Pは「僕らはリングの中での戦いをどう見せるのか、そこがファンの皆さんに一番楽しんでもらえるところだと思っています。今までだとリングサイトからか引いた映像でしたが、例えば360度カメラの小型ドローンを使って試合の模様を撮ったり、リングの真上から試合を撮った時に今までとは違う映像を皆さんに届けられたりとか、凄くいろんなことができるのかなと思っています。


 K-1やスポーツの楽しみ方は3つあると思っていて、1つめは人・選手・チームを好きになる楽しみ方、2つめは試合の結果、どっちが勝つか負けるか、勝ったらどうなる、負けたらどうなるという勝敗の楽しみ方。そして3つめが試合の内容で、選手の技術やプレイ内容を楽しむ楽しみ方。NFTを通して、その3つそれぞれの楽しみ方を皆さんに提供できるんじゃないかと思っています。選手を楽しんでいる人には選手の表情、それは映像よりも写真の方が楽しんでもらえるかもしれないし、勝敗を楽しんでいる人にはその時々に選手がどう喋っているかを伝えるか、技術を楽しんでいる人には試合でどういう動きをしていたのかいろいろな角度で見せるとか。種類が違うと思うので、種類が違うものを、その人たちが求めているもの、僕たちが見せたいものを提供できるんじゃないかと思いますね」とのアイデアを話した。


 そして最後に今後のK-1について聞かれると、中村Pは「僕たちは直近で言うと5月に横浜でやって、次は6月に福岡、9月には横浜アリーナで試合を控えています。僕たちがやっているK-1は選手が若くて、5月にトーナメントを行ったのですが出場選手の平均年齢は21歳くらい。選手を含めて若返っています。皆さんはK-1というとヘビー級の印象を持っていると思いますが、今は階級が分かれていて、競技として若い選手が活躍してています。新しいスター、新しいヒーローが生まれてくるところを見せたいと思っています」とコメントした。

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