2021年6月13日(日)東京ドームで『Yogibo presents RIZIN.28』が開催された。
第9試合の1vs3スペシャルマッチで大崎孔稀(OISHI GYM)、HIROYA(TRY HARD GYM)と共に、当日発表の“X”として那須川天心(TARGET/Cygames)と最後に戦った所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)。試合後のインタビューには現れなかったが(理由は不明)、自身のSNSに那須川と本気で殴り合った3分間を振り返った。
3Rの3人目はまさかの所英男だった。所はいきなり左フックで襲い掛かるが、那須川はバックステップでかわしての右フック。所は得意のバックハンドブローを繰り出すが、那須川はしっかりとダッキングでかわす。前に出て思い切り一発を打ってくる所に那須川も打ち返す。那須川の左ストレートが連続ヒット。那須川は右を見せておいての左ボディ。飛び込んでくると左のカウンター、さらに右フックで所が大きくグラつく。それでも思い切りパンチを来り出して前へ行く所。バックハンドブローを空振りさせての左ストレート、アッパー。所も前に出てバックハンドブロー。そして時間切れ。全力を出した所は終了と同時に大の字になった。
所は「那須川天心 vs 3人『ミスターX』として『RIZIN東京ドーム大会』に出場しました。天心選手、強すぎてびっくりしました」と、那須川の強さに驚いたと言い、「パンチを受けても嬉しいような不思議な感覚もあり、天心選手だからこそ気持ちが上がって立っていられました。向かいあえたことが僕は光栄でした。有難うございました!」と、何度か那須川のパンチをまともに被弾してフラつきながらも、最後まで立っていられたのは那須川が相手だったからとメッセージを送り、「また飲みに!」と以前からプライベートな親交があったことも明かした。