(C)Dave Mandel, Invicta FC
米国の女子MMA(総合格闘技)団体「Invicta FC」が5月3日(金・現地時間)カンザス州カンザスシティのメモリアル・ホールで開催する8人制のストロー級(-52.16kg)ワンデートーナメント「Phoenix Rising Series」の前日計量が2日、同地にて行われた。
日本人トップファイターとしてトーナメントに参戦、現在は米国を拠点に活躍中のDEEP JEWELSストロー級王者・魅津希(Serra Longo Fight Team)は、減量による体調不良でドクターストップ、欠場が決定した。
2018年11月の『Invicta FC 32』でもストロー級リミットをクリアできなかった魅津希は今回、チームの体制を整え、細心の注意を払い計量に臨んだが、減量中の体調不良でドクターストップがかかり、計量に臨むことができず。今後、フライ級転向も視野に入れざるを得ない状況となった。
減量に失敗した魅津希はSNSで「インヴィクタの社長をはじめ、スタッフの方々、周りの方々、チームメイト、支えてくださった人、対戦相手、何より楽しみにしてくれていたファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません」と謝罪のコメントを記している。
インヴィクタの社長をはじめ、スタッフの方々、周りの方々、チームメイト、支えてくださった人、対戦相手、何より楽しみにしてくれていたファンの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。すみません。
— MIZUKI / 魅津希 (@fighter_mizuki) May 3, 2019
なお、魅津希と対戦予定だったシャロン・ジェイコブセン(※2018年5月20日のPANCRASEで藤野恵実が判定勝利)は、リザーブマッチに出場予定だったアンバー・ブラウンと1回戦で対戦する。
また、前日計量ではジャナイザ・モランジンも計量失敗。リザーブマッチでブラウンと対戦予定だったマンジット・コルカーが、ブリアナ・ヴァン・ビューレンと対戦する。
同トーナメントは1回戦と準決勝は試合時間が5分1R制。決勝は通常のワンマッチと同じ5分3R制となる。また、1回戦を突破した4人のうち、最短時間で勝利を挙げた選手は、次の対戦相手を指名する権利を獲得。4人がいずれも判定勝ちの場合は、再び抽選で準決勝の組み合わせが決まる。試合の模様は「UFCファイトパス」で放送予定。
▼ストロー級 5分3R
ケイ・ハンセン(115.4lb/52.34kg)
マグダレナ・ショルモヴァ(115.4lb/52.34kg)
▼ストロー級トーナメント リザーブマッチ 5分1R
アリッサ・クラン(115.8lb/52.52kg)
イツェル・エスキヴェル(115.7lb/52.48kg)
▼ストロー級トーナメント1回戦 5分1R
アンバー・ブラウン(115.7lb/52.48kg)
シャロン・ジェイコブセン(115.7lb/52.48kg)
▼ストロー級トーナメント1回戦 5分1R
マンジット・コルカー(115.7lb/52.48kg)
ブリアナ・ヴァン・ビューレン(115.8lb/52.52kg)
▼ストロー級トーナメント1回戦 5分1R
ダニエレ・テイラー(115.7lb/52.48kg)
ジュリアナ・リマ(115.5lb/52.38kg)
▼ストロー級トーナメント1回戦 5分1R
ケイリン・カラン(116lb/52.61kg)
スンナ・ダヴィッズドティア(115.9lb/52.57kg)