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インタビュー

【K-1】K-Jee、地元・九州で運命の決着戦!「愛鷹選手とは中途半端なところでやりたくなかった。K-1史上に残る試合を2人で作りたい」=7.17(土)福岡

2021/06/10 20:06
【K-1】K-Jee、地元・九州で運命の決着戦!「愛鷹選手とは中途半端なところでやりたくなかった。K-1史上に残る試合を2人で作りたい」=7.17(土)福岡

(C)ゴング格闘技

 2021年7月17日(土)福岡国際センターで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」のクルーザー級で愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦する、第2代K-1 WORLD GPクルーザー級王者K-Jee(K-1ジム福岡チームbigineing)のインタビューが主催者より届いた。

 1勝1敗の決着戦に向け、K-Jeeは「パワーの愛鷹か、回転力のK-Jeeか。2人とも身体が大きいし、攻撃もハッキリしてるので見やすい試合になる。愛鷹選手の気持ちをコントロールして戦う」と、意気込みを語った。

 K-Jeeは、福岡を拠点としてデビュー当初はスーパー・ウェルター級で試合をしていたが、2016年からヘビー級に転向。クルーザー級が新設されると再度転向して2018年9月のK-1初代クルーザー級王座決定トーナメントではベスト4。2019年には初代Krushクルーザー級王座決定トーナメントで3試合ともKOして初代王座に就いた(同王座は返上)。2020年12月の福岡大会でカリミアンに挑戦し、1R1分54秒の速攻勝負でTKO勝ち。第2代王座に就いたが、今年3月の再戦でカリミアンに王座奪還を許した。戦績は20勝(17KO)11敗。

同じ相手は戦略が立てやすいし、引き出しを考えて練習するのが楽しい


(C)K-1

――今年もK-1九州大会がやってきました。率直にどんな心境ですか?

「楽しみですね。やっぱり九州大会をやってくれることによって福岡・九州にK-1のファンも増えるし、九州で活動している団体から『K-1に出たい』という選手が増えてきているのを実感するんです。色んな人にそう言ってもらえるので、福岡で大会をやることで九州での影響はかなり大きいと思います」

――K-Jee選手の去年の活躍を見て、自分も同じようになりたいという気持ちを九州の選手たちは抱いたのでしょうか?

「自分のことを見てくれた選手もいるかもしれないですけど、一番はそういう若いたち子が東京までいかなくても、実際に試合を見て感動したり興奮したり、モチベーションが上がったり夢ができたというのが大きいんじゃないですかね」

――そんな九州大会に2年連続での試合出場となります。

「対戦相手もお互いが勝ち進んで、いつかタイトルマッチや大きな舞台で再戦できたらいいなと思うほど、すごくリスペクトしている相手なんです。そのくらい思い入れがあったから、中途半端なところではやりたくなかったし、タイトルマッチではないですけど、地元の大会で決着をつけられるので、そこはよかったと思います」

――現時点で愛鷹選手にはどんな印象を持っていますか?

「最後に試合をしたのが3年半ぐらい前で、その間の試合もずっと見て、1回だけスパーリングもやらせてもらってますけど、3年半前とは変わってるでしょうね。それでもしっかり攻略できると思います。(愛鷹は)引き出しの数は多くないので、相手の技というより、相手の気持ちをコントロールできたら上手く試合が進めるかなっていう感じです。愛鷹選手の気持ちをこっちがコントロールできれば、試合はコントロールしやすいかと思います」

――K-Jee選手は過去の映像・データから戦い方を緻密に作り用意するタイプで、それが加藤久輝選手、シナ・カリミアン選手との第2戦では上手くハマっていました。実際に自分で戦ったデータを持つ相手との再戦は得意ですか?

「戦略が立てやすいし楽しいですよ。自分はこうだったな、ああだったなとか、ああしたら多分こうするな、相手はこれを考えてくるから自分は何を誘おうとか、そういう引き出しを考えて練習するのが楽しいです。今はそうやっていろいろ考えて、戦略をたくさん立てています」

――3月のK-1武道館大会では残念ながら王座を失ってしまいましたが、心境の変化はありましたか?

「これからはまたチャンピオンにもなりたいですけど、いろいろな人と試合をして経験を積みたいし、福岡を盛り上げたり選手を増やす、チャンスがいっぱいできるようにとか、そういう部分ににも興味を持ち始めました。そのなかでいずれまたチャンスが巡ってくるんじゃないかと思ってます」

――それでは、再起戦にして地元での大勝負へ向け、改めての意気込みをお願いします。

「パワーの愛鷹か、回転力のK-Jeeか。この試合は2人とも身体が大きいし、攻撃もハッキリしてるので見やすい。間違いなく盛り上がるとは思います。九州大会で一番、そして今年一番、さらにK-1史上で一番みんなの心に残る試合を2人で作っていきたいと思います。みなさん、よろしくお願いします」

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