那須川天心戦へ向けての心境や実現の経緯を自身のYouTubeチャンネルで話したHIROYA(HIROYAのYouTubeチャンネルより)
2021年6月13日(日)東京ドーム『Yogibo presents RIZIN.28』にて、1vs3の変則マッチ(1R3分で1人ずつ、3Rで3人と対戦)を行うと宣言したRISE世界フェザー級王者・那須川天心(TARGET/Cygames)。
6月2日から応募フォームにて受け付けた募集は6日に締め切られ、本日8日(火)にRIZINの公式YouTubeチャンネルにてライブ配信で対戦相手が発表された。応募は「トップファイターから冷やかしまで含めて」(榊原信行RIZIN CEO)約500名。
大崎孔稀(OISHI GYM)に続き2人目として発表されたのはHIROYA(TRY HARD GYM)。そのHIROYAが発表直後に自身のYouTubeチャンネルにインタビュー動画を公開。那須川戦決定の心境を話している。
HIROYAは「元々、RIZINとはキックボクシングをどうしたら盛り上げられるのかと話す機会がありまして、今回の天心君が募集をスタートした時にRIZINさんの方から良かったら出てみないかといただいて、僕も大丈夫かなと思いつつ、僕にできることがあればやらせてくださいと受けさせていただきました」と経緯を説明。
「練習や運動をほとんどしていなかった状態なので自分の中で不安もありますが、特に作戦を大事にして1Rしっかり戦っていきたいと思います。格闘技を盛り上げるうえでこういうことが僕にしかできないことであり、僕にできることなのかなと思うので、6月13日、とにかく男としての生き様を見せる場として頑張りたいと思います」と意気込み、「ウチにはサウスポーの選手が多いので、みんなで作戦を考えながら、作戦や目を慣らすことがメインで直前までやっていく」と、作戦を立てて臨むとした。
また、「最初は(1vs3ではなく通常の試合で)大雅にオファーが来てまして。今試合している体重が60~62kgで、普段体重が70kg以上ある状態で最初は1カ月前くらいにオファーがきたんですね。その時は58.5kgで受けてもらえるだろうということでRIZINの方から話があり、それだったらきついけれどまだ1カ月あるので頑張って落としますという話だったんですけれど、それから数日経ってからですね、天心が57.5kgでしか受けないとなって。57.5kgはさすがに落ちないとなって大雅の試合は実現しなかった」と、大雅は体重面で交渉が成立しなかったという。
そしてHIROYAは「大晦日なりで引退を正式に出来たらと思っています。そのためにもこの一戦をしっかりクリアして引退できたらと思います」と、今年の大晦日に引退試合をやりたいとし、「もしも僕が(天心に)負けるようなことがあれば大雅にリベンジしてもらえればって感じですかね」と、大雅vs那須川天心戦を実現させたいとも語った。