闘志溢れる表情の加藤(左)と、年齢は下だがキャリアで優るKiho
2021年6月5日(土)東京・GENスポーツパレス『Krush-EX 2021 vol.3』の前日計量が、4日(金)都内にて13:00より行われた。
今大会では女子によるシビアなサバイバルマッチが3試合組まれた。第6試合のKrush女子アトム級2分3Rで対戦する、加藤りこ(K-1ジム五反田チームキングス)は44.8kg、Kiho(TeamK.O.Garage)は44.8kgで計量をパス。
26歳の加藤は第30回K-1アマチュアチャレンジBクラス女子-45kg優勝の成績を収め、2020年3月にプロデビュー。谷田美穂から勝利を収めたが、2戦目で森川侑凜に敗れて戦績が1勝1敗に。
18歳のKihoは3月に高校を卒業したばかり。アマチュアで20戦以上を経験し、プロでは3勝(1KO)1敗1分。唯一の黒星は2020年8月の『REBELS』で山上都乃に喫したもの(判定2-0)だが、鋭い右ストレートを見せて関係者を唸らせた。12月の『KROSS×OVER』で再起してプロ初のKO勝ちを飾ると、2021年2月のKrushに初参戦。森川侑凜とドローとなった。
加藤は「昨年9月ぶりの試合、復帰戦が決まって嬉しいです。(対戦相手は)軸がブレなくて前蹴りをよく蹴る印象です。スタミナ練習とスパーリングをたくさんしてきました」と言い、「会場が沸く、Krushらしい試合をして、気持ちを折って完封します。前回と違ってパンチも蹴りもレベルアップしているので、どちらでも倒せるところを見て頂きたいです。一戦一戦勝って、Krushのベルトを獲りに行きたいです」と、気持ちを折ると勇ましいコメント。
Kihoは「試合を組んでもらえてよかったです。加藤選手は打撃が強そうで、サウスポーなのでその対策とフィジカルの強化をしてきました」と対策は万全の様子。
「見てるみなさんの印象に残る勝ち方をしたいです。日々のキツい練習で培った根性・折れない気持ちを見せられればと思います! 1試合1試合確実に勝ってアトム級のベルトを巻きたいです」と、気持ちは折れないとして印象に残る勝ち方をしたいと誓った。