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【新日本キック】勝次、リカルド・ブラボ、高橋亨汰がTENKAICHI勢を迎え撃つ、重森陽太vs健太の実力者対決も

2021/06/04 12:06
 2021年6月6日(日)東京・後楽園ホールにて新日本キックボクシング協会主催『MAGNUM54』が開催される。  スペシャルメインイベントの64kg契約3分3Rで、WKBA世界スーパーライト級王者・勝次(藤本ジム)が前TENKAICHIスーパーライト級王者・剣夜(SHINE沖縄)と対戦。  勝次は2003年にプロデビューし、2015年にキャリア12年目にして新日本キックボクシング協会の日本ライト級王座に就いた。2017年にKNOCK OUT初代ライト級トーナメントへ参戦すると、1回戦の不可思戦、準決勝の前口太尊戦といずれも倒し倒されの大激闘を演じて一気に名を挙げ、決勝では森井洋介に敗れるも大きなインパクトを残した。2019年10月には悲願であったWKBA世界王座をTKO勝ちで獲得。12月にはREBELS王者の丹羽圭介を激闘の末に下したが、2020年2月大会でロンペットY’Z D GYM、9月大会で潘隆成、10月大会で畠山隼人に判定負けで泥沼の3連敗。今年4月、蹴拳ライト級王者・小磯哲史に2RでTKO勝ちし、復活の狼煙をあげた。  剣夜は沖縄在住のキックボクサーで元ホスト。戦績は7勝(4KO)3敗。TENKAICHIスーパーライト級王者だったが、2020年3月にリュウイチに延長戦の末に敗れて王座を失った。現在はTENKAICHIスーパーライト級1位。  ダブルメインイベント第2試合では、WKAB世界ライト級王者・重森陽太(伊原道場稲城支部)が、WBCムエタイ日本統一ウェルター級王者・健太(E.S.G)と注目の一戦。  重森は16歳でプロデビューし、10戦目で無敗のまま新日本キックボクシング協会の日本バンタム級王者となり、14戦目で初黒星を喫するまで無敗を保った。20歳で日本フェザー級王者となり二階級制覇を達成。2017年12月には『KNOCK OUT』で、4年間無敗の18連勝を誇っていたマキ・ピンサヤームに黒星を付けてその名を轟かせた。2019年7月にWKBA世界ライト級王座を獲得して三階級制覇。前戦は今年4月にリュウイチから勝利を収めている。戦績は34勝(17KO)4敗5分。  健太は2005年にプロデビューすると、2008年5月にNJKFウェルター級王座を獲得。その後、NJKFスーパーウェルター級王座、初代Krush -70kg王座、WBCムエタイ日本ウェルター級王座を獲得。NJKFを代表する選手として『ONE Championship』など世界を舞台に戦ってきた。1年半に渡って勝ち星から遠ざかっていたが、今年2月、NKBライト級王者・高橋一眞に判定2-0で勝利して連敗脱出。今回が97戦目となる大ベテラン。  そしてダブルメインの第1試合では日本ウェルター級王者リカルド・ブラボ (伊原道場アルゼンチン支部)がTENKAICHウェルター級3位・杉原新也(ワイルドシーサー前橋)と対戦。  アルゼンチンからのキックボクシング留学生ブラボは来日して4年。2020年9月の試合では津崎善郎と引き分けたが、10月にはTENKAICHIキックボクシングウェルター級1位・幸輝を2Rに左フックで仕留めている。12月に津崎と再戦し、判定3-0で勝利して決着をつけた。今年4月には元NJKFスーパーウェルター級王者YETI達朗も初回TKOに仕留めている。  杉原は中国の『武林風』にも参戦している選手で、REBELS、NJKFにも出場している。  セミファイナルでは日本ライト級王者・高橋亨汰(伊原道場本部)がTENKAICHIスーパーライト級王者リュウイチ(フリー)と対戦するため、さながら新日本キックvsTENKAICHIの3vs3の様相を呈している。
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