2021年6月13日(日)東京ドーム『RIZIN.28』にて、フェザー級相当の66kg契約(5分3R・ヒジ打ちあり)で、クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)と対戦する朝倉未来(トライフォース赤坂)が、所属ジムにて5月27日、公開練習&囲み取材に応じた。
元KSWフェザー級王者にして、RIZINでも2連勝中の強豪クレベルとの大一番を前に、日本人初のK-1 WORLD MAX世界王者の魔裟斗と対談を行った朝倉は、魔裟斗のアドバイスを受け入れ、ラントレやミット打ち、フィジカルトレーニングにも取り組んでいることを明かした。
「世界チャンピオンになった人が言うと説得力が違いました」と説明した朝倉だが、「“K-1王者”という称号が、後の自分を助けた」という魔裟斗の言葉には「共感しなかった」という。
その真意について朝倉は、「自分には生きていける才能、ビジネスの才能があるので、チャンピオンという称号どうこうというのは共感しない。ただ、魔裟斗さんのように結果を出した人が『努力しなきゃいけない』と言ったことには説得力がありました」と、語った。
その上で、“シン・朝倉未来”の手応えを、「練習量を増やすべきだとは感じたし、実際に変えて1カ月。すごく“格闘家として生きている”という実感はします」と、ファイターとして充実感があるという。
今回の試合に向け、YouTubeの更新頻度を減らしている朝倉は、新たな練習内容を「引退までは、そういう感じでずっと続けていくと思いますね」と語り、「YouTube更新頻度は下がっていくか、今くらいでずっと続く可能性があります」と、ファイターとしての優先度を高めていく可能性を語った。
「魔裟斗さんのように結果を出した人が『努力しなきゃいけない』と言ったことには説得力がありました」
──魔裟斗さんとの対談で、「何かを得るために何かを捨てなければ」と。魔裟斗さんにとっては、「K-1チャンピオンということが自分を助けた」というコメントがありましたが、その言葉について、どう感じましたか。
「魔裟斗さんのアドバイスは、世界チャンピオンになった人が言う説得力が違いました。ただ、『K-1チャンピオンということが助けた』というところには共感はしなかったです。自分には生きていける才能、ビジネスの才能があるので、チャンピオンという称号どうこうというのは共感しない。ただ、魔裟斗さんのように結果を出した人が『努力しなきゃいけない』と言ったことには説得力がありました。
練習量を増やすべきだとは感じたし、実際に変えて1カ月。すごく“格闘家として生きている”という実感はします。引退までは、そういう感じでずっと続けていくと思いますね。YouTube更新頻度は下がっていくか、今くらいでずっと続く可能性があります」