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インタビュー

【K-1】2度目の75kg契約に臨む神保克哉「会場を爆発させるぐらいの勝ち方じゃないと納得いかないっす」

2021/05/25 20:05
 2021年5月30日(日)神奈川・横浜武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K-1バンタム級日本最強決定トーナメント~』にて、スーパーファイトの-75kg契約3分3R延長1Rでブハリ亜輝留(WSRフェアテックス幕張)と対戦する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)のインタビューが主催者を通じて届いた。  神保はK-1アマチュアを経て2015年6月にKrushでプロデビュー。2019年6月にはKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーに挑戦したことも。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦敗退。11月の『スーパービッグバン』でBigbangスーパーウェルター級王者MIKE JOEに判定勝ち、今年3月のK-1ではジュリオ・セザール・モリに判定勝ちして再起を飾っている。戦績は10勝(4KO)6敗1分。 上手くいくのかなと思ったけど、上手くいかない…人生と一緒っす ――3月K-1有明大会に続いて、2試合連続でのK-1出場が決まりました。 「すぐ試合がしたかったので最高っすね。自分は1週間後の日本武道館大会にも出るつもりでいたし、いつでも試合できる状態に仕上がってます」 ――有明大会でのジュリオ・セザール・モリ戦でダメージや怪我はなかったのですか? 「怪我も全くなかったし、もし怪我したとしても武道館に出る気満々だったんで、それぐらい気合いが入ってます。今年はたくさん試合をやっていきたいし、自分もいい年齢になってくるので、ここ3年が勝負かなと思ってます」 ――なるほど。気力が充実しているようですね。 「ただ、最近は勝ち方的にいい勝ち方ができてないんで…。このままじゃ“地味に強い選手”になりそうなので、そこはちょっと変えたいです」 ――“地味に強い選手”は神保選手の意図するところではない、と。 「はい。やっぱりKOで勝たないとスカッとしないし、K-1らしさが全然ないので。最近2試合も勝ってはいるんですけど、どっちも判定なので、会場を爆発させるぐらいの勝ち方じゃないと納得いかないっすね。ここ2試合は“勝って嬉しい”というのがなくて不完全燃焼です」 ――そこを改善するために取り組んでいることはありますか? 「自分の理想に現実を追いつかせようと思って頑張ってるんですけど、なかなか上手くいかないです。もっと上手くいくのかなと思ったけど、上手くいかない……人生と一緒っす(苦笑)。そこは運もあるだろうし、まだ報われてないんですけど、次はバシっと決めたいと思います。対戦相手はキャリアの浅い選手でガンガン来ると思うんで、絶対にいい試合になると思います」 ――改めてブハリ選手の印象を聞かせてください。 「メチャクチャ強いって噂を聞くんで、試合をするのが楽しみっす」 ――今回も前回と同じく75kg契約での一戦となります。70kg~80kgの間で新階級を作ってほしいと望んでいる神保選手にとっては結果・内容が問われる試合です。 「前回は正直75kgを舐めてました(苦笑)。いざ試合をしてみて、自分が思っていたよりも相手のパンチが重かったし、予想以上に“こんなに圧力があるんだ”と思って、スーパー・ウェルター級(70kg)の時とは違いました。今回は前回の舐めた分を取り返すためにしっかり仕上げて挑みたいです」 ――言い方を変えれば75kgを一度経験して、今回が勝負ですね。 「あの時は経験が足りなかったですけど、今回はきっちり75kg仕様にしてくるので、前回とは全く違うと思います。今メチャメチャ仕上げているんで、次の試合が“75kgでの本気の自分”です」 ――それでは最後に試合を楽しみにしているファンの人たちへメッセージをお願いします。 「今回こそ75kgでバチッと会場を盛り上げて、気合いで“75kgを作らないとマズいな”って圧力を掛けるので、応援よろしくお願いします」
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