今大会唯一の女子マッチ、YAYA（左）と聖愛が計量をパス
2021年5月23日（日）東京・後楽園ホール『RISE 149』の前日計量と記者会見が、22日（土）都内にて14：00より行われた。
今大会唯一の女子マッチである第3試合フライ級（-52kg）3分3Rで対戦する、ミネルヴァスーパーフライ級王者・聖愛（魁塾）は51.90kg、初代J-GIRLSスーパーフライ級王者YAYAウィラサクレック（WSRフェアテックス幕張）は51.95kgでそれぞれ計量をパス。
聖愛は関西の名門・魁塾所属の女子大生。2020年2月にNJKF ミネルヴァ・スーパーフライ級タイトルマッチに勝利して高校生の内にチャンピオンになるという目標を達成したが、同年9月の初代RISE QUEENフライ級王座決定トーナメントではまさかの計量オーバー。トーナメントは失格となり、陣内まどかとワンマッチで対戦したが判定負け。2021年2月の『ミネルヴァ』ではIMARIの挑戦を受けての初防衛戦に臨んだが、ドロー防衛。今回のRISE“みそぎマッチ”でスッキリした勝利を目指す。
会見に出席した聖愛は「今回再びRISEに呼んでいただけたことの意味を、自分の中で考えてやってきました。引き続き呼んでもらえるようなインパクトのある試合をしたいと思います」との決意表明。
「前回から正直、RISEに呼んでいただけて自分はこのオファーを受けていいか考えました。嬉しかったのが一番にありますが、オファーをもらってなぜ自分が呼んでいただけたのか？ あの日から私の目標は変わっていないので、再挑戦というか、再びベルト戦に食い込んでいけるような、そんなスタートにできる試合にしたいと思っています」と、再びオファーをしてもらえた意味を考え、再スタートが切れるような試合を見せたいと語った。
一方、YAYAは「初参戦になります。去年1度カードを組んでもらったんですが怪我で流れて、今回初めて自分をお披露目することになりました。今回の私が見ているのは、自分をやってきたことを信じて自分に勝つこと。それが出来れば相手がどうこうではない。しっかりインパクトを残したい」と、初参戦に燃えるコメント。
どんなところをアピールしたいかと聞かれると、YAYAは「女子ではあまりKOが少ないですが、私は倒せる武器やパワーが他の女子よりあるので、倒せるように、そしてインパクトを残せるように、目的はひとつなのでそこへ近付けるようにインパクトを残したいと思います」と、RISEのタイトルへ向けてインパクトを残したいとする。
それを受けて聖愛は「それに負けない試合で魅せることをテーマにやっていきたいと思います」と、“魅せる試合”をしたいと話した。
