2019年6月2日(日)東京・後楽園ホール『NJKF 2019 2nd』の主要対戦カードが発表された。
ダブルメイン第1試合は、WBCムエタイ日本統一フライ級王座決定戦の松谷桐(VALLELY)vs仲山大雅(RIOT)。
4月21日の栃木大会(DUEL.17)でノンキア・ゲッソンリットとの初国際戦を判定で勝利し、9戦9勝(5KO)に無敗記録を伸ばしたNJKFフライ級王者・松谷が、沖縄の雄・仲山と王座を争う。両陣営の会長である米田貴志(VALLELY)とRIOTは2008年1月に対戦しており、米田が判定で勝利。11年の時を経て、弟子の2人がタイトルを巡り対戦することになった。仲山は高い攻撃力を持ち、ムエタイの激闘王チョークディーと引き分けた実績が光る。『KNOCK OUT』の初代フライ級王座決定トーナメントでは準決勝に進出した。
新人(左)はイノベーションの激闘派・浅川の挑戦を受ける ダブルメイン第2試合は、WBCムエタイ日本統一フェザー級タイトルマッチで王者・新人(E.S.G)vs挑戦者・浅川大立(ダイケンスリーツリー)が対戦。
2017年末に駿太を破り王座を獲得した新人だが、そこから2連敗。試練に見舞われたが、他団体王者との3連戦に臨むとこれを2勝1分とし、上昇気流に乗って今回の防衛戦を迎える。
対する浅川は昨年12月、イノベーション岡山大会で各団体の王者クラスが集まって行われた59㎏賞金トーナメントを制した実績が光り、バチバチ打ち合うスタイルを信条とする。WBCムエタイ日本統一王座は2017年11月にスーパーフェザー級王座決定戦に臨むも奪取に至っておらず、今回1階級下のフェザー級で初戴冠を狙う。
久保田(左)と雄一がスーパーバンタム級王座を争う そしてダブルセミファイナルの第2試合では、NJKFスーパーバンタム級王座決定戦として同級1位・久保田雄太(新興ムエタイ)vs同級2位・雄一(TRASH)が決定。
この試合は当初、5月19日の『DUEL.18』(神奈川・レンブラントホテル厚木)で予定されていたが、久保田が4月21日に出場した試合でKO負けを喫したため、連盟規定と選手の体調を考慮し、本大会にスライドして行われることとなった。久保田がジムに初となるNJKF王座をもたらすか、あるいは広島TRASHの雄一が西へベルトを持ち帰るのか。
ライト級王者・鈴木(左)に挑戦するは“NJKFの秘密兵器”だという野津 セミファイナル第1試合はNJKFライト級タイトルマッチとして、王者・鈴木翔也(OGUNI)vs挑戦者・野津良太(E.S.G)が決まった。
スーパーフェザー級に続きライト級で王者となり、NJKF2階級制覇を達成した鈴木だが、スーパーフェザー級では初防衛に失敗。今回ライト級で初防衛を果たせるか。対する野津は他団体へ乗り込み、アウェーの戦いで勝ち星を重ねてきた“NJKFの秘密兵器”と呼ばれる男。両者互いに引かない激闘の予感が漂う。
<決定対戦カード>
▼ダブルメインI WBCムエタイ日本統一フライ級王座決定戦 3分5R松谷 桐(VALLELY/同級1位)vs中山大雅((RIOT/同級3位)
▼ダブルメインII WBCムエタイ日本統一フェザー級タイトルマッチ 3分5R新人(E.S.G/王者) vs浅川大立(ダイケンスリーツリー/挑戦者・同級4位)
▼セミファイナルI NJKFスーパーバンタム級王座決定戦 3分5R久保田雄太(新興ムエタイ/同級1位)vs雄一(TRASH/同級2位)
▼セミファイナルII NJKFライト級タイトルマッチ 3分5R鈴木翔也(OGUNI/王者)vs野津良太(E.S.G/挑戦者・同級5位)