「俺が意地でも盛り上げて優勝したるがな」と大会の開催延期にも前向きな皇治(皇治チャンネルより)
RIZINの榊原信行CEOが2021年5月12日(水)正午、RIZIN FFオフィシャルYouTubeチャンネルにて、5月30日(日)『RIZIN.29』丸善インテックアリーナ大阪大会の延期を発表した。同大会は6月27日(日)に同会場にて開催される。
この発表を受けて出場各選手が自身のSNSなどでファンに延期を報告。1カ月先に伸びることで練習スケジュールやコンディショニング調整期間などが変わって来るが、ファイターたちは概ね前向きに「期待していて欲しい」とのメッセージを発している。
同大会で「BODYMAKER presents RIZIN KICK ワンナイトトーナメント」に挑む皇治(TEAM ONE)は、自身のYouTubeチャンネルにコメント動画を更新。「明るく行きましょう。しゃあないですよ、こればっかりは。腹が減る期間が長くなるからたまらんですけれど。3人のメンバーにちょっとでも命をつなげてあげたかなと。しっかり6月27日、あの3人を狩ってやろうと思います」との意気込みを述べた。
「俺の試合でみんなに勇気を与えられるようにやるので」とコロナ感染予防を呼びかけ、「あと2カ月弱、気合いを入れて、さらに入れなおして頑張ろうと思っていますし、変わらずスパーリングをしているし、今も練習終わりですし、やる気も満々ですよ」と、延期でモチベーションが下がることはないとした。
そして「バリバリやる気満々なんでね。今までにないくらい気合いが入っていて、全てを見返して最高のファンと笑おうと思っているので。実力で証明してやるんで、あの3人をまずぶっ倒すのでみんな期待していてください」と、改めて優勝を宣言した。
その皇治とトーナメント初戦で対戦する梅野源治(PHOENIX)は「こんな時期だから仕方ないか! 今日も久保賢司くんとトーナメントについてのミーティング。いい練習もできたし、気を落とさずに残りの期間でしっかりと仕上げていきましょう。魅せるよ」と、さらなる仕上がりを目指すとする。
白鳥大珠(TEAM TEPPEN)は「骨折した足心配してくれる人結構いたけど、逆に延びたことで万全の状態で挑めるわけだから3人とも覚悟しといてくれよ」と万全のコンディションを作れるとした。
その白鳥と初戦で対戦する高橋亮(真門ジム)は「みんな皇治くんか白鳥くんの優勝が見たいんやろ? 大多数の期待を裏切って俺が優勝したるわ。6/27お楽しみに」と、番狂わせの優勝を宣言している。