2021年6月27日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟のナンバーシリーズ『NJKF 2021 2nd』の追加対戦カードが発表された。ダブルメインとして日泰国際戦2試合が決定。
ダブルメインIには昨年S1レディースジャパントーナメントで下馬評通りの強さを見せ優勝を果たした☆SAHO☆(闘神塾)が登場。☆SAHO☆は2016年7月にプロデビューし、ミネルヴァ・スーパーバンタム級王座、WMC日本女子同級王座を獲得。2020年11月には4人の王者で争われた「S1レディース バンタム級ジャパントーナメント」で優勝。決勝戦はNJKF初の女子メインとして行われ、2分5R攻め続ける怒涛のファイトスタイルで評価を高めた。
今回はジャパントーナメントを制した実績が認められ、タイのルスター・シッチョー(元WPMF世界アトム級王者)とS1レディース世界バンタム級王座決定戦を争う(2分5R)。ジャパントーナメント決勝では畳み掛ける連打が光った☆SAHO☆、今回もその攻めを見せ世界王座奪取なるか。ルスターは60戦46勝12敗2分の戦績を持つ22歳。
ダブルメインIIでは元WBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王者のYETI達朗(キングジム)がカメンノーイ・バーテックスジム(タイ/VERTEX)と国際戦。
YETIは2018年に白神武央にリベンジしてWBCムエタイ日本統一スーパーウェルター級王座を奪取、その後も2連続の初回KO勝ちと絶好調でNJKFの2018年間MVPに輝いた。しかし、NJKFの新エースとして2019年1月に元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーウェルター級王者T-98(クロスポイント吉祥寺)と対戦するも敗北。その試合後はリングを離れ、2020年11月の『NJKF 2020 4th』に出場が決まっていたが練習中に右手首を骨折して欠場。約2年ぶりの復帰戦となった4月の新日本キックでは日本ウェルター級王者リカルド・ブラボに初回TKO負けを喫している。再起なるか。
カメンノーイ(25歳)は元タイラットTVスタジアム認定ライト級王者で85戦68勝(11KO)17敗という戦績を持つ。
なお、当初予定された誓(ZERO/NJKFフライ級王者)と優心(京都野口ジム/NJKFフライ級2位)のNJKFフライ級タイトルマッチは中止となった。