大会終了後に退任が発表された小野寺力プロデューサー(左)と、キックスロードの原田代表
2019年4月29日(月・祝)東京・ベルサール高田馬場でキックボクシング大会『KNOCK OUT 2019 SPRING「THE FUTURE IS IN THE RING」』が開催された。
大会終了後、KNOCK OUTを運営するキックスロードの原田克彦代表より、今大会をもって小野寺力プロデューサーが退任することが発表された。
KNOCK OUTは新しい体制と新コンセプトで今後も継続していく。新しい選手の発掘や若手の育成をして、KNOCK OUTを頂点とするピラミッドを描くとのこと。新体制での大会は8月18日(日)に大田区総合体育館で『K.O CLIMAX 2019』との大会名で開催。新体制の詳細と大会内容は5月20日に行われる記者会見で発表される。
原田代表は「小野寺氏にはご尽力をしていただき、キックボクシング界の盛り上がりとなる先駆けを作っていただきました。感謝します。ありがとうございました」とし、小野寺プロデューサーは「2年ちょっとですが僕なりに精いっぱいやってきました。僕の力量ではここまでかな、というのがある。でも閉鎖的だった各団体が交わらないというのを打ち破って、王者同士が戦うコンセプトは自分なりに出来たと思っています。王者同士の試合が当たり前になって、これまでの流れはぶっ壊せたと思います。決してネガティブなことではなく、これからもKNOCK OUTはキックボクシング界に新しい風を起こして突き進んで行くと信じています」とコメントした。