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【K-1】縦横無尽に動く独特すぎるスタイルでK-1の“テッペン”目指すMOMOTARO「日本人にはまだ強い選手がいたことを皆さんにも知ってもらいたい」

2021/05/10 17:05
 2021年5月23日(日)東京・大田区総合体育館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN』にて、スーパーファイトK-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rで西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)と対戦するWBCムエタイ・インターナショナル・フェザー級王者MOMOTARO(OGUNI-GYM)が都内所属ジムで公開練習を行った。  MOMOTAROは2010年10月にNJKFでプロデビューし、2014年11月にNJKFフェザー級王座に就く。2015年9月には10連勝でWBCムエタイ日本統一王者になると、2016年4月にはWBCムエタイ米国フェザー級王者にも完勝。タイ、中国でも試合を重ね、2017年6月にはWBCムエタイ・インターナショナル王座を獲得。 2019年には『ONE Championship』と契約し、9月のシントンノーイ・ポーティラックン(タイ)との試合では、41秒KO勝ちの番狂わせを起こした。2020年12月のONEではボルター・ゴンサルベス(ブラジル)にTKO勝ち。ONEでの戦績を3勝2敗としていた。3月27日にK-1参戦を発表。戦績は32勝(8KO)11敗1分。  MOMOTAROはまずシャドーを行ったが、カカト落とし、2回転飛び廻し蹴り、後ろ廻し蹴り、掛け蹴りなど様々な蹴り技を織り交ぜながら縦横無尽に動き回る独特すぎる戦い方を披露。続いてのミット打ちでも緩急やフェイントを織り交ぜてリズムを次々と変えるオリジナルなスタイルを披露した。 「コンディションは順調です。試合が楽しみですね」と自信に満ち溢れた表情のMOMOTARO。減量も「僕は普段から気にしていて体脂肪7~8%で、64~65kgをキープしているので大きな減量はありません。今も食事をしながらコンディションを作っています」と、普段から節制しているので問題ないという。  今回のK-1参戦発表には「一般の人からの反応が凄くて。普段連絡が来ない方からも応援メッセージをいただいたり、日本の格闘技界での K-1の名前の大きさにビックリしました」と反響があった。  改めてK-1に参戦した理由を聞かれると「昨年12月にONEでの試合が最後で、2年経って契約更新するかどうかで迷ったんですが、コロナの影響で次の試合がいつになるか分からない状況があったので、30歳ですけれど一番動ける時に活躍を家族や仲間に見てもらいたくて日本で試合をすることに決めました。60kg級に面白い選手がいるのはどこかと考えて、K-1にアツい選手が多いのでそこでもう一度新たなチャレンジ、力を発揮したいと思ってK-1に参戦することを決めました」と説明。「K-1ファンの皆さんは僕のことを知らない方が多いと思うので、日本人にはまだ強い選手がいたことを皆さんにも知ってもらいたいので楽しみにしていて欲しい」とした。  これまでキャリアのほとんどをムエタイルールで行ってきたが、「練習で組まないでスパー、キャッチもしないように。防御、ディフェンスの練習もしています。多少は心配ありますが、だんだんと対応できるようになってきているので、自分でも試合が凄く楽しみです。ルールの違いはあるけれど楽しみです」と、練習の成果を発揮することにワクワクしている。  階級はこれまで国内では主にフェザー級(57.15kg)、ONEでは水抜きなしの61.2kgでやってきたが、K-1参戦にあたり60kgのスーパー・フェザー級の選択したのはなぜか。 「ずっとフェザー級でやってきましたが、身体つきもひと回り大きくなってきたのもあるし、ONEでやってみて体重差が心配だったんですが世界トップファイターと戦っても体格差は感じませんでした。フィジカル負けしたことはないので、60kgでも行けるとの気持ちあるので階級を上げてスーパー・フェザー級でやっていこうと決めました」  対戦する西元については「10勝のうち10KOと全部KOで倒しているのは凄いことだけれど、戦績を見ても試合を見てもまだ若いなって思うので、そこは大人の強さじゃないけれどナメないで欲しいなって気持ちはありますね」とキャリアの差があるとし、「僕は日本だけでなくいろいろな国で戦ってきたので、経験値も違うし戦績も倍近くある。圧倒して強さを見せたい」とプライドを感じさせるコメント。  西元の攻撃力について聞かれると「コーナーに詰めてラッシュの場面に持っていかれたら彼は強いタイプだと思いますが、その場面を作らせない自信はある。パンチ力も付いてきたので倒しに行きたい。当てさせずに当てるいつも通りの戦いをします」と、西元の得意な形にはさせないとした。  両者ともに伝統派空手をバックボーンに持っており、「伝統派独特の入るスピードがあるし、切り替えるスピードも楽しみ。僕は空手ではオーソドックスだったので切り替えた場面も見せます。ファンの皆さんにはそこも注目して欲しい」と、伝統派出身ならではの技術の攻防も見せたいとする。  公開練習で披露した独特すぎるスタイルについては「今までのスタイルを磨いてきて、今日ミットを持ってくれたコーチは僕が長い間お世話になっているコーチで息の合ったミットができます。K-1向きというよりも、誰とやっても相手からやりづらいと言われるので、自分のスタイルをK-1ファンの皆さんに見ていただきたい。今まで見たことがないスタイルだと思うので」と、唯一無二のスタイルに注目して欲しいという。  蹴りの多彩さに出来ない蹴り技はないのではないかと思うくらいだったが、「そんあことはないです(笑)。でも元々蹴り技が得意でキックボクシングを始めたので、カカト落としもK-1で活躍したアンディ・フグの真似をして取り入れました。他にも飛び蹴り、飛びヒザ、回転飛び廻し蹴りも使うので、そういった大技も見てもらいたい」と予告する。  西元の「K-1をナメるな」との言葉には「前回の会見の後に『ぶっ飛ばす』とTwitterに書いてましたね。彼もいい意味で火が付いたと思うので、リングの上でどっちが強いかはっきり分かります。強さの違いや格の違いを見せつけたい」と言い放つ。「西元選手もいい選手ですが、まだ早いだろう、何でも引き受ければいいってもんじゃないってところを見せてやります。(自分との試合を)引き受けたことはナメてるなって気持ちが強いですね」とギラリ。“黒いMOMOTARO”な部分を見せた。  また、西元が「今まで彼がやってきたキックボクシングとK-1は別もの」と言ったことには「確かにそうですが、僕は世界でいろいろな選手と戦ってきていろいろなタイプと試合をしています。前回やった選手も凄く速かったですからね。だからそこの不安は特にないですね」と、キャリアでカバーできる自信がある。  そして改めて「もちろんK-1にやってきたからにはベルトを巻きに来ているので。テッペンを獲りたいと思います」とし、そのK-1スーパー・フェザー級のテッペンにいる武尊については「そういう意味も込めて(同門の西元を)当ててきたのかなっていうのもあります。そこを圧倒して、武尊選手にはまだ僕は視界に入っていないと思いますが、圧倒して強さ見せて嫌でも気になる存在になれるように頑張りたい」と、この試合で武尊にもアピールしたいとした。  国内での試合は1年半ぶり。「ずっと応援してきてくれた方が、僕が日本で試合するのを楽しみにしてくれているので、強いMOMOTAROを見せたい気持ちは凄くある。K-1ファンもまだ知らないと思うので、MOMOTAROの強さと存在を知っていただきたい」と語った。
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