2021年6月13日(日)東京ドーム『Yogibo presents RIZIN.28』での激突が決まった、朝倉未来(トライフォース赤坂)vs.クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)。5月4日の記者会見にて発表され、その会見直後のインタビュー動画が公開された。RIZINアンバサダーのくるみの質問に両者が答えた。
朝倉は「あと1カ月ちょいなんですけれど、凄くいつもより気合いが入っていますね」と、自身も強敵と認める相手との戦いが決まって気合いが入っているという。東京ドームでの試合ということでもより気合いが入っているのかと聞かれると「いや、会場はぶっちゃけ関係ないですね。3000人以上からは変わらないですね」と笑った。
クレベルについては「フィニッシュ率が凄くて寝技が凄い厄介な選手だなと思っています」とし、対策として「いま日本で寝技で一番強い」(朝倉)と評するADCC(アブダビコンバット)2019日本代表の岩本健汰(IGLOO)を練習パートナーとしたことを明かしている。
そのことをくるみに聞かれると、朝倉は「今日からですね」と会見が行われた日から岩本との練習を開始したと言い、「凄く強い選手、日本で一番強いと思うので凄くいい練習になっていますし、今日で言うと4Rくらいやって一本とられなかったので、それは凄い自信になっていますね」と、寝技でのディフェンス能力に自信を深めているようだった。
クレベルへの一言を求められると「絶対倒す」ときっぱり。「凄い緊張感のある試合になると思いますので、楽しみにしていてください」とファンへメッセージを送った。
一方、クレベルは「凄く嬉しい。東京ドームで(格闘技の)試合は14年くらいやっていないから素晴らしいです」と喜び、「朝倉は日本でナンバーワンのトップ選手で戦績もよくてめっちゃ強いと有名で。凄くいいね」と望んでいた試合の実現にも喜びを隠せない。
どう戦うかと聞かれると「いつもと同じね。柔術のスタイル」と言い、朝倉には「いい試合をしましょう。2人で頑張ります」とメッセージ。
ファンには「いつも応援してくれてありがとう。クレベルと朝倉の試合をファンのみんなが望んでくれて実現したので、ありがとうございました。私はこれからもっと強くなるので応援してください。絶対に私が勝ちます」と、ファンの後押しのおかげで実現した一戦だとし、必勝を誓った。