WBCのムエタイ部門WBCムエタイのロゴマーク
2008年に「WBCムエタイ実行委員会」として始まった日本での活動が今年で12年目を迎え、令和元年5月1日より、日本国内でのWBCムエタイの活動を更に強化・拡大するべく「WBCムエタイ日本協会」が立ち上げられることになった。
WBCムエタイは、ボクシングの世界王座認定団体として知られるWBC(世界ボクシング評議会)が2005年2月に発足したムエタイ部門のタイトル。日本人では大和哲也、梅野源治、名高・エイワスポーツジム、伊藤紗弥(女子)の4名が世界王座に就いた。
WBCムエタイ日本タイトル戦も活発に行われている。写真は日本スーパーライト級王者・北野克樹
今回、新たに立ち上げられた「WBCムエタイ日本協会」の会長にはニュージャパンキックボクシング連盟の前理事長・齋藤京二氏、副会長にはジャパンキックボクシングイノベーションの理事長・宮川拳吾氏が就任する。
この組織結成は、日本国内で行われるWBCムエタイのあらゆる試合の承認及び認定、実施等を行うと共に、日本ランキング戦によるランキングの制定等を更に活性化することにより、WBCムエタイの日本ランキング戦に参加出来る選手の増加を目指す。
また、ライセンスの交付制度により、ライセンスの交付を受けた全ての選手はWBCムエタイランキング戦に参加可能となり、日本人選手が世界ランキングから世界タイトルへ挑戦できる機会の更なる拡大も行っていく。