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【DEEP】神田コウヤと無敗・平田直樹が激突、伊澤星花の弟で柔道インターハイ準優勝の風我がデビュー戦

2021/05/06 22:05
 2021年6月19日(土)東京・ニューピアホールにて『skyticket Presents DEEP TOKYO IMPACT 2021~1st ROUND~』(昼)、『DEEP TOKYO IMPACT 2021~2nd ROUND~』(夜)が開催される。  昼の部の1st ROUNDでは、メガトン級5分2Rで酒井リョウ(レンジャージム)とSAINT(Y&K ACADEMY)が対戦。  酒井はDEEPメガトン級の日本人エースとして活躍。誠吾、川口雄介らから勝利を収め、ロッキーマルティネスやシビサイ頌真らとも対戦。MMAだけでなく新日本キックにも出場し、2020年2月には『RIZIN.21』でBigbangヘビー級王者・実方宏介ともキックルールで対戦した。2020年8月には関根“シュレック”秀樹を2Rにパウンドで葬っている。対するSAINTは米国出身の28歳、横須賀海軍基地に勤務しているということ以外は不明だが、所属ジムによると「令和のボブ・サップかと思われます」とのこと。  ライト級5分2Rでは鈴木琢仁(Bonsai Jiu-Jitsu) vs石塚雄馬(AACC)。鈴木はホベルト・サトシ・ソウザ、クレベル・コイケを擁するBonsai Jiu-Jitsu所属で、PANCRASEネオブラッドトーナメント2016フェザー級優勝者。ZSTフェザー級王者・関鉄矢、大原樹里らに敗れるも窪田泰斗、レバナ・エゼキエルには勝利。前戦は2021年3月のDEEPで大木良太(KRAZY BEE)に判定1-2で惜敗した。  石塚はZST、PANCRASE、HEATから海外豪州やドイツで戦って来たキャリアを持ち、2020年10月の『DEEP 98』ではトライフォース赤坂の佐々木大に2Rにリアネイキドチョークで一本勝ち、前戦3月の『DEEP TOKYO IMPACT 2021』ではケンヤスキー(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS)に判定勝利と波に乗っている。  注目選手は涌井忍(和術慧舟會HERATS)とウェルター級5分2Rで対戦するグラント・ボクダノフ(アメリカ/KUSSANO TEAM) 。ボクダノフは、2019年全日本柔術選手権アダルト紫帯ミドル級&オープンクラス優勝、ZST-GTF.4 90kg以下トーナメント準優勝、全日本ノーギ選手権アダルトエキスパートミドル級優勝、QUINTET出場などの実績を持つグラップラーだ。今回がMMAデビュー戦。  対する涌井はキックボクシング(アジア太平洋キックボクシング連盟ミドル級王者)からMMAに転向し、4勝5敗。2019年5月の前戦では、嶋田伊吹に判定負けしており、今回が再起戦となる。  もう一人の注目選手はフェザー級5分2Rで山口コウタ(パラエストラ八王子)と対戦する吉村海飛(和術慧舟會HEARTS)。吉村は極真会館山口支部出身。2015年に全日本高校生空手道選手権で優勝し、その後はTEAM TEPPENでアマキックを経験。現在は、大沢ケンジ代表率いる和術慧舟會HEARTS所属で、2020年12月のPANCRASEアマチュア全日本オープントーナメントライト級優勝。さらに2021年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントフェザー級でも優勝し、この2つのトーナメントで7試合連続KO勝ちという驚異の新人だ。対する山口は柔術やグラップリングなど多数のアマチュア大会で経験を積み、満を持してのプロデビュー戦を迎える。 石渡が認める原虎徹、伊澤星花の弟・風我にも注目  夜の部の2nd ROUNDでは、フェザー級5分3Rで神田コウヤ(パラエストラ柏)と平田直樹(K-Clann)が激突する好カードが決定した。  神田はレスリングで明治杯ベスト8、東日本学生選手権優勝、全日本学生選手権準優勝、天皇杯ベスト8という結果を残してMMAに転向。2020年8月にRIZINで、ZSTフェザー級王者の関鉄矢にTKO負けしたが、2020年11月のDEEPでの再起戦では鬼山斑猫に2R TKO勝ち。今年2月のDEEPではDJ.taikiを判定3-0に破る大物食いを達成した。  対する平田はONEで活躍する平田樹の兄で、2020年2月のDEEPフューチャーキングトーナメントを制し、11月の「DEEP98」で修斗新人王の星野豊に2R 腕十字で一本勝ち。2020年12月には「朝倉未来1年チャレンジ」で連勝中だった畠山祐輔(トライフォース赤坂)にも判定3-0で完勝している。2021年3月にはフェザー級トップクラスの横山京亮にもTKO勝ちして5戦全勝。  まさにフェザー級戦線の今後を占うような好カードの実現となった。  ほか注目選手は、バンタム級の原虎徹。石渡伸太郎がその才能を認めるCAVEの逸材だ。4歳から極真空手を習い、キックボクシング、柔術、ボクシング、レスリングも修得。第2回U-15ボクシング全国大会、第1回ジュニア修斗-44kg(2011年9月)、全日本新空手道選手権大会など数々の大会で優勝。2020年2月のDEEPフューチャーキングトーナメントを制し、2020年9月にプロデビュー。“エビ中ファイター”の日比野純也の粘り強いテイクダウンを断ち切り判定勝ちした。2020年12月の前戦では「朝倉未来1年チャレンジ」で常にアグレッシブファイトを見せるヒロヤ(トライフォース赤坂)を、高い打撃力と強いボディロックテイクダウンで完封し、判定勝利。現在、2連勝中だ。  対する松丸息吹(パラエストラ千葉)は2019年5月のプロデビューから2勝3敗。井上晧平、藤田大和、島袋力相手に3連敗を喫するも、2021年3月の前戦では、福地椋河に2R リアネイキドチョークで一本勝ちで再起を果たしている。  もう1人の注目選手はフライ級5分2RでRYOGA(フリー)と対戦する風我(フリー)。DEEP JEWELSで無敗の快進撃を続ける伊澤星花の弟で、2016年柔道インターハイ66kg級で準優勝、今年3月のDEEPフューチャーキングトーナメント・フライ級で優勝している。  1st ROUNDと2nd ROUND共にアマチュアも含めて12試合が行われる。
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