大和哲也と並ぶ大和ジムを代表する選手である大和侑也(左)が復帰、2019年S1トーナメントを制した中野と対戦する
2021年6月20日(日)名古屋国際会議場にて開催されるニュージャパンキックボクシング連盟認定『大和ジム50周年記念大会』の追加対戦カードが発表された。
元WBCムエタイ日本ウェルター級王者&元NJKF同級王者・大和侑也(大和ジム)と元NJKFウェルター級王者&S1同級王者・中野椋太(誠至会)が、前王者の健太が返上し、空位となったWBCムエタイ日本ウェルター級王座決定戦3分5Rを争う。
大和は2008年5月にプロデビューし、NJKF新人王決定トーナメント・ウェルター級で優勝。11戦目でNJKF王座に就いた。パワーのあるパンチとヒジ打ちで注目され、2011年7月にはWBCムエタイ日本タイトルも獲得。ファビオ・ピンカやカノンスックといった外国人選手とも対戦経験がある。2019年10月に中国の『武林風』以来、試合から離れており今回が復帰戦。
中野は2018年12月にNJKFウェルター級王者になったパンチを得意とするアグレッシブファイター。RISE初参戦となった2019年7月の大阪大会で、DEEP☆KICK王者の憂也に初回KOで勝利。10月には65kg級のS1ジャパントーナメント決勝戦で畠山隼人を破り優勝。RISE2度目の参戦となった2020年2月にはスーパーライト級王者・山田洸誓に判定負けを喫するが、11月のRISEでは山口裕人から左フックでダウンを奪って勝利した。
両者ともパンチを得意とするため激しい打ち合いが予想される、NJKF新旧王者対決となった。