2021年6月3日(木)東京・新宿FACE『スックワンキントーン 新宿フェイス興行』の主要対戦カードが発表された。同大会は当初5月にゴールドジム大森での開催を予定していたが、会場人数制限のため新宿FACEでの開催となった。
メインイベントは51.5kg契約3分3Rで、スックワンキントーン認定フライ級王者・細田昇吾(ビクトリージム)が石井寿来(ウォーワンチャイプロモーション)と対戦する。
細田は早稲田大学法学部出身で、昨年春に大学を卒業したばかりで社労士事務所に勤務している。2019年11月に王者となり、2020年3月にジャパンキックで四冠王・松崎公則(STRUGGLE)との試合が決まっていたが、同大会が新型コロナウイルスの影響によって中止となったため今回が1年7か月ぶりの復帰戦となる。石井は石井一成の甥っ子で、ジュニアキック出身。ジュニア時代から本場タイでも試合を重ね、4月24日のNJKF岡山大会ではNJKFフライ級2位・優心から勝利を収めている。
(写真)リク・シッソー(左)は睦雅とライト級トーナメント準決勝を争う セミファイナルでは「スックワンキントーン・ライト級トーナメント」として、リク・シッソー(トースームエタイジム)と睦雅(ビクトリージム)が対戦。リクは2018年9月に高校3年生でWMC日本スーパーフェザー級王座に就いたが、2020年12月の初防衛戦で敗れて王座を失った。睦雅はジャパンキックボクシング協会ライト級2位で、3月のスックワンキントーンでは2RでKO勝ちしている。
この試合の勝者と、6月13日(日)東京・後楽園ホールで行われる試合の勝者がタイトルマッチを争う予定だ。