キックボクシング
レポート

【ジャパンキック】旗揚げから2年で念願のアマチュア大会を開催、今後も選手育成に力を入れていく

2021/04/27 13:04
 2021年4月11日(日)東京・大森ゴールドジムにて、ジャパンキックボクシング協会主催『JKAアマチュアキックボクシング大会』の第1回目の大会が開催された。  2019年5月1日にジャパンキックボクシング協会(以下、ジャパンキック)が設立され、2年の時を経て、念願のアマチュア大会開催の日を迎えた。 (写真)1試合ごとに除菌 開催にあたり、コロナ禍にあることを考慮し、3部制での開催となり、全60試合で熱戦が繰り広げられた。無観客での開催とし、出場選手とセコンド1名という入場制限も設けた。1試合1試合、終わる都度消毒をし、1部ごとに大会が終わる都度、総入れ替えをしての開催という徹底ぶりだ。 (写真)内田雅之の秘蔵っ子・内田祈久心(赤)が初回TKO勝利 5月29日(5月9日から延期となった)のジャパンキック後楽園ホール興行に出場が決定している元新日本キックボクシング協会フェザー級王者・内田雅之(Kick Box)の秘蔵っ子・内田祈久心(Kick Box)が出場。ピンポイントでの当て勘の良さを見せ、1RTKO勝利を納めた。また、ジャパンキックにてアマチュアデビュー戦を迎え、第1部に出場した川嶋照代(ZEEKジム)が2試合出場。2勝を収めたことでJKA代表賞に選出された。ジャパンキックバンタム級王者・翼を兄に持つ金子北斗(ビクトリージム)は、バリエーションに富んだ蹴り技を駆使し、左ミドルでリズムを掴み、主導権を握って完勝。1部のMVPに選出された。 (写真)川嶋照代(赤)は2試合出場し、2勝を収めた 今後、ジャパンキックではアマチュア大会に力を入れ、ランキング制やタイトル戦の導入を視野に入れたアマチュア大会の骨組みを整備していく予定だ。同時に、アマチュア大会を通じて選手を育成し、プロへと繋げるピラミッド方式を打ち立てる方向でいる。  コロナ禍にある関係で、次回のアマチュア大会は未定。 MVP賞第1部 金子北斗(ビクトリージム)第2部 園部怜(市原ジム)第3部 馬場侑飛(ROCK ON) JKA代表賞第1部 川嶋照代(ZEEKジム)第2部 山口功太郎(武風庵)第3部 丹野優志(ビクトリージム)
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